はじめに
Windowsアップデートを行ったらDev Home(Preview)が入っていました
今回はこのDev Home(Preview)を探索して紹介したいと思います
またWindows 11 Insider Program(Dev Channel)にて開発ドライブが使用できるようになったのでそれの導入方法、紹介を行いたいと思っています
外部リンクが多めになっていますがご容赦ください
Windows 11 Insider Program ビルド(Dev Channel)が必要になります
DevHome:ダッシュボード
開いたらこのような画面が出てきました
このダッシュボードにはウィジェットとしてシステムウィジェットとGithub拡張機能ウィジェットが用意されています
システム ウィジェット
Dev Home システム ウィジェットでは、次に関する情報をリアルタイムで提供できます。
メモリ: 使用量、使用可能量の合計、コミット済み合計、キャッシュ済み合計、ページ プール、非ページ プール。
ネットワーク: データの送受信の 1 秒あたりの合計キロビットとネットワーク名を含む帯域幅の測定値。
CPU: 使用率合計、速度、アクティブなプロセス。
GPU: 使用率合計、温度、グラフィックス チップ名。
ーー引用元:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-home/#system-widgets
GitHub 拡張機能ウィジェット
Dev Home GitHub 拡張機能を使用すると、GitHub アカウントを Dev Home に接続し、GitHub リポジトリと統合するカスタマイズされたウィジェットを作成できます
ーー引用元:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-home/#github-extension-widgets
公式ドキュメントで理想の画面が確認できます
Githubアカウントの設定
画面左下 設定→アカウント→アカウントを追加でブラウザを介してgithubアカウントを追加することができます
コンピュータの構成
コンピュータの構成ではデバイスの開発環境を整えることができます
Dev Home Machine の構成では、コンピューターの開発環境にすぐにコードを記述できる状態にするために必要なすべてのものを管理できます。
ーー詳細:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-home/#github-extension-widgets
ここで肝となるのが開発ドライブです
開発ドライブとは
Windows 11 Insider Program ビルド(Dev Channel)が必要になります
また公式ドキュメントで以下のように警告されています
重要
Dev Drive は現在、パブリック プレビューでのみ使用できます (前提条件を参照)。 一部の情報はリリース前の製品に関する事項であり、正式版がリリースされるまでに大幅に変更される可能性があります。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。
ーー引用元 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-drive/
開発ドライブの概要
詳しくはこちらをご覧ください
私もまだ完全に理解しているわけではありませんが今までのストレージシステムよりも細かく制御できるほか動作の向上につながると解釈しています
DevDriveの仕組みについてはここで見ることができます
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-drive/#how-does-dev-drive-work
以下のブログにて開発ドライブを使用した際の動作の向上が見られます
開発ドライブの作成
開発ドライブの追加から設定に飛びボタン「Create Dev Drive」をクリックすることで作成することができます
Create new VHDをクリックし、名前と容量、パスを設定し作成します
この際、最低容量は50GBです
私の環境でテストとして外部SSDに作成してみたところ15分ほどで終了しました
作成が終了するとフォーマットする必要があるので任意の名前、ドライブ文字を決めてフォーマットに移りましょう
開発ドライブ作成後
DevHomeのリポジトリの複製などからGithubリポジトリを複製し作業できます
開発ドライブの恩恵
開発ドライブでは動作が高速化する旨の記述がありましたが私自身大規模なプロジェクトを持っていないのでビルド速度が上がっただとか恩恵は今のところあまり感じていないです
開発ドライブではWindowsDefenderの影響が減るとの記述も公式ドキュメントの方にあったのでWindowsDefenderを使っている方なら恩恵を感じることができるのかもしれません
終わりに
いかがだったでしょうか
Dev Home,開発ドライブ自体まだプレビューの段階なのでこれからに期待です
いつかDev Homeが開発のコントロールセンター的存在として認識されるようになるのでしょうか
Windows Insiderプログラムに参加することでこのような最新の情報に触れることができるので興味があればよく検討したうえで参加するのも趣があるのかもしれません(私自身は推奨しない)
安定版に開発ドライブが来た際にはぜひ使ってみてください