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Java入門:第3回 変数と型

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変数と型

次のような引き算を行い、その結果を出力するような命令についてといった命令があった時に3,5のことを値といいます。

          System.out.println(3-5);

専門用語で値そのもののことをリテラルといいます。Javaでは3などの値を整数リテラルといい、3.2などの浮動小数点を含む値のことを浮動小数点リテラルといいます。各リテラルには別の名前を付けて管理することができます。このリテラルに名前を付けたものを変数と言います。

リテラルに名前をつけるには=という演算子を利用します。=は代入演算子といって右辺と左辺を結びつける役割を持ちます(ホントはここで図を書いて説明する)。

つまり次のように記述できるわけです。

2014-11-02 09_06_32-.png

x = 3;
y = 3.2;

ただし上記はコンパイルエラーとなります、この時、Javaは3を整数リテラル、3.2を浮動小数点リテラルと自動で認識しています。Javaは整数リテラルをint(整数)のグループと認識し、浮動小数点リテラルはdobuleというグループと認識します。これらリテラルの種類のことを型と呼びます。Javaでは値を別名で管理する場合に、右辺と左辺の型を合さなければいけないというルールが有り、3がint(整数)であるのに対し、xがどのような型か何かわからないのでコンパイルエラーとなるのです。

そこでこのxが整数であることを示すために、

2014-11-02 09_08_15-.png

int x = 3;

のように記述するとコンパイルができるようになります。同様に3.2などの浮動小数点を含む数値の場合は、

double y = 3.2;

と記述し、右辺と左辺の型を合わせます。

このように値(リテラル)のみ保持するJavaの型を基本型(プリミティブ型)と呼びます。基本型は次のようなものがあります。

【整数値】

名称 大きさ
byte 1バイト
short 2バイト
int  4バイト
long  8バイト
char 16バイト

【浮動小数点値】

名称 大きさ
float 4バイト
double 8バイト

【真偽値】

名称 大きさ
boolean  true/flase

整数と浮動小数点値の他にbooleanという型があります。この型は正しい(真)、正しくない(偽)のみを格納する型で、正しいをtrue、正しくないをflaseという値で表現します。よく使うので覚えておきましょう。

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