クラスの定義とメインメソッド
Javaのプログラム作成から実行までの流れを見ていきましょう。
public class HelloWorld {
public static void main(String [] args) {
System.out.println("Hello World");
}
}
これは実行可能なJavaの一番短いプログラムです。このように記述したプログラムのことをソースコードといます。記述されている単語にはそれぞれ意味がありますが、このプログラムはコンソールと呼ばれる場所に、Hello Worldをと出力するだけのものになります。
これらの意味をすべて理解するのは難しいのでまずは次のように理解し、ポイントを抑えましょう。
- Javaではclassという定義を行うと、HelloWorldという名前のプログラムであるという意味になる
- mainという部分の中に書いた命令が実行される
- Javaでは{}(中括弧)がなんらかの範囲を示し、;(セミコロン)が命令の終わりを示す
Eclipse上でエラーになっていないかよく確認しましょう。エラーになっている場合は次の点に注意しましょう。
- Javaは大文字小文字の区別する
- 全角半角の区別を行い、基本的に半角でプログラムを記述するようにしましょう
- 左余白(左インデント)を常に意識するようにしましょう
- 紛らわしい文字に注意しましょう（printlnとprintInなど）