はじめに
React 向けコンポーネントライブラリである Mantine に含まれるチャート(グラフ)機能の MantineCharts で上から下方向の棒グラフを実装する方法を記載します。
一般的な棒グラフは下から上方向に表示されます。また、そうしたグラフでは、売り上げなど数字が大きいほどよいという判断をされるケースが多いです。一方、数字が大きいとマイナスの判断をされる数字もあります。そういった場合に上から下方向のグラフを利用できると思います。
開発環境
開発環境は以下の通りです。
- Windows 11
- Next.js 14.2.4
- React 18.3.1
- TypeScript 5.5.2
- @mantine/core 7.13.4
- @mantine/hooks 7.13.4
- @mantine/charts 7.13.4
- Recharts 2.13.2
実装
yAxisProps
に reversed: true
を渡すと上から下方向の棒グラフになります。
page.tsx
import { BarChart } from "@mantine/charts";
const data = [
{ month: "January", gap: 20 },
{ month: "February", gap: 90 },
{ month: "March", gap: 40 },
{ month: "April", gap: 100 },
{ month: "May", gap: 80 },
{ month: "June", gap: 75 },
];
export default function Page() {
return (
<BarChart
h={400}
data={data}
dataKey="month"
series={[{ name: "gap", color: "blue.6" }]}
yAxisProps={{
reversed: true,
}}
/>
);
}
xAxixiProps
に orientation: "top"
を渡すと目盛りの位置をチャートの上に表示できます。
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