先日記載したAmazon ConnectをService Cloudと連携する際に、最近はService Cloud Voiceでの連携案件を扱っているため、その際のメモを一部更新します。
手順として対応する内容になりますので、参考になる方は是非活用下さい。またコメントを頂けると助かります。
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統合手順 |
説明 |
必要なシステム |
AWSリソース |
数量 |
推奨名 |
1 |
Amazon Connectインスタンスの設定 |
Service Cloud Voiceと連携するための新規または既存のAmazon Connectインスタンスを設定する |
Amazon Connect |
Amazon Connectインスタンス |
1 |
<ENV>_AmazonConnect_Instance |
2 |
AWS IAMロールの設定 |
SalesforceがAmazon Connectにアクセスできるよう、適切なIAMロールを作成する |
AWS IAM |
IAMロール |
1 |
<ENV>_Salesforce_Access_Role |
3 |
SalesforceでのService Cloud Voiceの有効化 |
Salesforce設定でService Cloud Voiceを有効にし、Amazon Connectとの接続を設定する |
Salesforce |
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- |
4 |
シングルサインオン (SSO) 設定 |
SalesforceとAmazon Connectの間でシングルサインオン (SSO) を設定し、エージェントのシームレスなアクセスを実現する |
Salesforce & Amazon Connect |
SSO設定 |
1 |
<ENV>_SSO_Configuration |
5 |
AWS Lambda関数の設定 |
Salesforce提供のLambda関数を使用して、通話データの同期やリアルタイムの文字起こしを実装する |
Amazon Connect & AWS Lambda |
Lambda関数 |
2 |
<ENV>_CallDataSync_Lambda, <ENV>_Transcription_Lambda |
6 |
Omni-Channelフローの設定 |
SalesforceのOmni-Channelフローを作成し、通話のルーティングや転送を管理する |
Salesforce |
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7 |
Amazon Connectのコンタクトフローの設定 |
Amazon Connect内でコンタクトフローを作成し、顧客からの通話処理やエージェントへのルーティングを設定する |
Amazon Connect |
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8 |
Kinesisストリームの設定 |
通話データや文字起こしデータをリアルタイムで処理するために、Amazon Kinesisストリームを設定する |
Amazon Connect & AWS Kinesis |
Kinesisストリーム |
1 |
<ENV>_CallTranscription_Stream |
9 |
Lightning Connectors(Optional) |
Salesforceが外部データソース(例: Amazon RDS, DynamoDB)に接続し、リアルタイムデータをSalesforceに表示する場合に使用する |
Salesforce(AWSまたはサードパーティデータソースにアクセス) |
Amazon RDS / DynamoDB (オプション) |
1 |
<ENV>_ExternalDataSource_DB |
10 |
DynamoDBテーブル |
オプション:レポートや分析のために通話メタデータやログを保存するために使用する |
AWS DynamoDB (オプション) |
DynamoDBテーブル |
1 |
<ENV>_CallDataStore |
11 |
S3バケット |
通話録音や顧客対応に関連するその他のメディアファイルを保存する |
Amazon S3 |
S3バケット |
1 |
<ENV>_CallRecordings_Bucket |
12 |
セキュリティ設定の確認 |
データ保護とコンプライアンスを確保するために、AWSおよびSalesforceのセキュリティ設定を確認・調整する |
Salesforce & AWS |
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