ZOZOのアドカレは今年11シリーズまであります。
アドカレと言えば、この記事はシリーズ◯のX日目の記事ですと書くのが定番ですが、この◯シリーズの◯を探すのが今年は大変です。この記事はZOZOアドベントカレンダー2024シリーズ「8」の3日目の記事です。
朝会(夕会)ってなんでやってるの?
朝会や夕会やっていますか?
リモートワークでも出社していても一日のうち全員集まるのが朝会や夕会だけ。というチームも少なくないでしょう。なので、なんとなく集まって、活動報告して、今日も一日がんばろー(またはお疲れ様でした)!これだけでも士気が上がるし貴重な時間でしょう。そういう意味では価値のある活動かもしれません。
しかし、今一度朝会や夕会のある意味を考えてみませんか?
見方を変えれば、チーム全員の時間を15分なり30分なり強制的に奪っているとも言えます。その貴重な時間になんとなく集まるというのは非常にもったいない。そもそもあらゆる会議や(仕事上の)会話には、ゴール・成果物・期待する結果が明確に定義されているべきです。
スクラムのデイリースクラムの定義
スクラムにはスプリント中のイベントの一つとして「デイリースクラム」があります。デイリースクラムの定義は以下のように定義されています。(以下は、スクラムガイド2020から抜粋したものですが、全体としても14行しかありませんのでぜひ読んでみてください)
デイリースクラムの⽬的は、計画された今後の作業を調整しながら、スプリントゴールに対す
る進捗を検査し、必要に応じてスプリントバックログを適応させることである。
開発者は、デイリースクラムがスプリントゴールの進捗に焦点をあて、これからの 1 ⽇の作業
の実⾏可能な計画を作成する限り、必要な構造とやり⽅を選択できる。これは集中を⽣み出し、
⾃⼰管理を促進する。
デイリースクラムは、コミュニケーションを改善し、障害物を特定し、迅速な意思決定を促進
する。その結果、他の会議を不要にする。
つまり、スクラムにおいてデイリースクラムは
ゴール・・・必要に応じてスプリントバックログを適応させること
成果物・・・1日の作業の実行可能な計画、スプリントゴールの進捗、障害物の特定
期待する結果・・・コミュニケーションを改善し、障害物を特定し、迅速な意思決定が促進されていること
と言えるでしょう。
うちのチームの朝会
デイリースクラムの定義では具体的にこうして進行しましょうみたいな具体例はありません。それぞれのチームの都合や状況に合わせ、かつデイリースクラムの定義されていることを達成できるように進行するべしということです。
うちのチームは現在スクラムをやっているわけではないのですが、参考までにどんなことをやっているか紹介します。
理想のチームの確認
以前ワークで全員が参加して決めた理想のチームとは何かを確認します。週末の振り返りではどれくらい理想のチームに近づけたかを点数つけて計測しています。
今週のTRYの確認
前週末の振り返りで決めた、今週のTRYの確認をします。できているか、できていなければどうするか?を確認します。
にこにこカレンダーと昨日やったこと、今日やることの確認。困っていることの確認。
曇りなら怪しい。雨なら手遅れだけどなんとかしたい。これに困っている。などの確認です。解決に時間がかかれば、別途時間をとって解決します。
あとは全社共有とか休暇の共有などもここでしますが、それはついでです。