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ちょっとずつ読むドメイン駆動設計 第三部 より深い洞察へ向かうリファクタリング 第十一章 アナリシスパターンを適用する

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あちこちにブログを書いていて、本日3本目。

ドメイン駆動設計の効果的な点の1つとして、ドメインの問題に対して、以前にどう解決したかという記録を活用できるところがあります。

また、過去の試行錯誤が、新しい状況と関連付けられ役に立つこともあります。

そういったモデルは既に表現力豊かで、実装可能であり、すぐにリファクタリングや実験が行えます。

なので、同じドメインの複数のプロジェクトに関われるというのは、とても有利なことだと思います。
自分自身、人材系の複数のドメイン駆動設計プロジェクトに関われたり、今でもEC系の複数のプロジェクトに関われているのはとても有効で過去の経験が役に立っています。

アナリシスパターン

とはいえ、初めて携わるドメインにおいて、有効な方法が全くないかというとそういうことはありません。

別の人が携わった過去のプロジェクトが役に立つことがありますし、パターンとしてまとめられた書籍もあります。
マーチン・ファウラーの「アナリシスパターン」や、Pavel Hrubyのビジネスパターンによるモデル駆動設計など役にたつと思います。
(アナリシスパターンは現在絶版中なのがもったいない・・・図をUMLにして再出版して欲しい><;)

で、実際これらを使ったことがあるかというと、実は、自分はまだないです。。。
ただ、さっきちょっとアナリシスパターンを読み返してみたところ、ちょっと読んでおいたほうがいいかもというところもありました。

ECのドメインを今扱っているので、在庫管理や会計のあたりは役に立ちそう。
とはいえ、実際には配送があったり、支払い方法が多数あったりなどでそのまま使えるかと言われるとやはりそうでもないです。

使えそうなのは、アナリシスパターンにある知識、語彙、概念です。

ここを知っていることで深いモデルへの発想につながるかもしれません。

改めて、アナリシスパターン読んでおこうと思いました。

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