この記事は ZOZO #3 Advent Calendar 2021 6日目の記事になります。
コロナ渦が2年ほど続いていますね。弊社も去年4月からずっとリモートワークです。
そんななか、プロジェクトを進めていくのは本当に困難なことだと思いますが、自分のチームも今年5月から11月にかけて新規プロダクトを実装し、リリースに漕ぎ着きました。
今回は対面できない中で工夫しながらプロジェクトを進めて来たのでうまくいったこと、いかなかったことを整理できればと思います。
うまくいった
- 一箇所に集まって作業するというというお約束
ツールは色々試しましたが、どれを選択するにせよどこかに集まって作業することで、みんなで同じ作業をするにせよ、分担するにせよすぐ聞ける、すぐ解決するという環境がすごい助かりました。
対面で作業する場合は集中している人には話ずらく、席が離れていればそれも話ずらい。しかしリモートであれば全員が隣の席にいるみたいなもの、ミュートにもしていないのでとても話しやすいです。
- できるだけ全員で同じ作業をする(モブプロをする)
リモートでやるならモブプロがおすすめ。すぐに聞けるというのにも繋がってきますが、全員が集中して同じ課題に取り組むことで、ほぼ悩む時間もなく、レビューもいらず、スムーズにことがすすみます。今回ほぼ全編このやり方でやりましたが、無事予定通りリリース。べロシティを計測していなかったので、効果のほどが数値化できなかったのが残念ですが、直感分担してやるのと変わらないスピードが出ていたと感じています。
品質はさらに全員が見るので分担するよりいいものができていると感じます。
- ツールは色々試したがDiscordが今の所ベター
同じチームのメンバーによる4日目の@naoya_sの投稿でも色々紹介していますが、最終的に続いたのはDiscordでの画面共有。
ブースト機能で画質も良く、画面共有はしやすかったです。チェンネルさえ作っておけばいつでも入れるので参加へのハードルがとても低い。
開発メンバー以外にもチャンネルを知らせておくことで、開発以外の関係者も気軽に色々聞ける場ができました。
また、ポイントでCode With Meを使って一斉にみんなで書きまくるなんてこともしましたが、個人的にはドライバーと他で分けるほうがいいかな。何やっているかわからなくなるので。
- 困ったときのGoogleMeet
リモートワークの難点はネットワーク環境。画面共有してて重くなったり、再起動する必要があったりすることは度々。Discordも例にもれずもうどうにもならないときは場を変えてやってみることもありました。そのとき使いやすかったのはGoogleMeet。
画面共有の画質も問題なく、Discord同様使いやすい。難点は毎度場を作る必要があること。なのでDiscordの避難先として活躍しました。
(まだ)あまりよくなかった
- Slackのハドルミーティング
プロジェクト進行中に急にリリースされた機能。期待して使ってみましたが、画質がまだ良くなく、ソースコードを共有するにはちょっと不十分でした。これからですかね。
- 自宅のネットワーク
こればっかりはどうしようもない。。。特にMacを何日も立ち上げっぱなしだと次第に重くなり、急に再起動が必要になったり。。。自宅のネットワーク環境は大事。なんとかならないかなぁ。
- 疲れ
1日ずっとモブプロやっているととても疲れます。まじで疲れます。定期的に休憩をいれるとか、頻繁にドライバーを変えるとかルールを決めるといいですね。
まとめ
総じてリモートでモブプロはとてもおすすめです。
続けるにはまずは試してみてメンバーによい実感をもってもらうことが何より大事です。
この記事を参考にぜひチャレンジしてみてください。
明日も自分ですね。fluent bitのタグのお話をしたいと思います。