この記事は ZOZO #3 Advent Calendar 2021 8日目の記事になります。
AWSのサービスの中でもフルマネージドサービスを多用するアプリケーションを実装するうえで一番困るのは、ローカルでどうテストするか?かと思います。
例えば、LambdaとかSQSとかKinesisとかフル活用するサービスなどがその対象になりますね。
そこでLocalStack。実は5年前にLambda中心のServerlessアーキテクチャのサービスを作ったときにも一度検討しましたが、当時はまだ使い勝手が良くなく、結局毎度AWS環境にあげて試していました。
そこが現在、とても使いやすいサービスとなっていて、この度のプロジェクトではフル活用しました。ローカルで試せるのはとても助かります。
CommunityEditionとProEditionがありまして、その差はこちらになりますが、大方のユースケースではCommunityEditionで十分かと思います。
使い方も簡単。
1. docker-compose.yaml作って起動
services:
localstack:
image: 'localstack/localstack:0.12.12'
ports:
- 4566:4566
docker compose up -d
- LocalStack用のCLIを用意(基本AWS CLIと同じコマンドが使える)
pip install awscli-local
-
CloudFormationのファイルを用意(本番と共通でよい)。
-
CloudFormationをLocalStack用のCLIで実行
awslocal cloudformation create-stack --stack-name test-stack --template-body file://resources.yaml --parameters file://parameters/local.json
これで多くのAWSサービスがlocalhost:4566で使用可能になります。
ちなみに今のプロジェクトで使用しているのは
・S3
・Kinesis
・SES
・DynamoDB
になります。
ぜひ参考にしてみてください。
次の日も自分ですね。セキュリティから始まるDDDというタイトルでお届けします。