初めに
PMP取得を目指して勉強中の状の人が書いています。自分の学習の備忘として残していきます。
(誤った理解などが後で判明すれば訂正していきます)。
テーマ
品質のマネジメントと品質のコントロール
【特に???】
結局テストはどこででやっているの?
PMBOK(第六版)の定義は以下に記載の通り。
これを見た時、品質マネジメント計画に「テストをする」とあれば
それを実行するプロセスは品質のマネジメントなのでここでテストをやっているのだろう。
と思ったら、品質のコントロールのツールと技法に「検査」があったために完全に混乱した。
[定義]
□品質のマネジメント
組織の品質方針をプロジェクトに組み入れて、
組織の品質マネジメント計画を品質活動の実行に移すプロセス
□品質のコントロール
パフォーマンスを測定し、プロジェクトのアウトプットが完全かつ正確で、
顧客の期待を満たしていることを保証するために、
品質マネジメント活動の実行結果を監視し、記録するプロセス
考察
注目した主要なアウトプットは「品質報告書/テスト・評価文書」と
「品質コントロールの測定結果/検証済み成果物」。
前者は品質のマネジメント、後者が品質のコントロールのアウトプット。
それぞれどういうものかというとこういう理解。
・品質報告書
⇒品質マネジメントの課題やプロセスやプロダクトの改善事項に関する推奨事項など
・テスト・評価文書
⇒テスト仕様書やテスト要項書と呼ばれるもののように見える
・品質コントロールの測定結果
⇒「不具合X件/1Kstepsあたり」のようなものを管理図などで表現したもののように見える
・検証済み成果物
⇒テストして合格した結果のプロダクト
とりあえず品質のコントロールについてはプロダクトを中心にテストの「結果」に
焦点が置かれている模様。
そしてますます見失ったのが品質のマネジメント。
プロセスという大きなカテゴリに注目しているときもあれば、
テスト・評価文書(テスト仕様書)のようなピンポインな所に注目している時もあるようで、
守備範囲が広い。
ただ分かったことは、どちらもテストを実施自体にはあまり興味がなさそうだということ。
結論
結局テストはどこでやっているのかというと
「プロジェクト作業の指揮・マネジメント」に当たる部分というのが1つ目の結論。
ここのアウトプットである「作業パフォーマンス・データ」がいわゆるテスト結果で、
この活動の中でテストが行われているのだろう。
そしてもう一つは「テストがどこでやられているかはまぁそんな大事じゃなくね??」
という結論。
実際1つめの結論はあまり自信がないけれど、まぁ良いかな。と。
とにかくその結果を見える形で残し(品質のコントロール)、
それがプロジェクト成功のための品質担保に繋がるようにうまく行っているかをを
ちゃんと見て、だめなら変えていきましょう(品質のマネジメント)ということ。
後記
結局当たり前のことしか書いていないけれど「その結果を見える形で残す」、
「うまく行っているかをちゃんと見る(=前提として予め測定方法や基準を決めておく)」は
言うほど簡単じゃないはず。
これに向けて具体的に何をすれば良いかが語れて、行動できる人がどれだけいるかという話。