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4年目エンジニアがメンターとOJTをやってみた

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はじめに

2021年に4年目になった私は、はじめてメンター業務とOJT業務を任せていただくことになりました。
今回は
メンター(10人):新卒社員(14人)
OJT(2人):チームに参画した新卒社員
と複数人いるなかで、自分も任せていただく形でした。

今回具体的に行った内容は
・メンター:週1〜月1ペースで1on1を行うこと
・OJT:毎日5分〜30分程度の夕会を行い、進捗確認やその日の疑問点の解決をすること。
    週1の1on1を行いモチベーションの確認。
    普段の業務の様子を見ながら次のタスク等の割り振り。
    ソースコードレビュー
    目標設定の相談/評価
    等

メンター/OJT

会社によって、メンター、OJTの役割は変わってくるとおもいますが、今回自分が経験したメンターとOJTの役割をざっくりと残せればと思います。
まずそれぞれの役割についてですが、今回は下記を目標にしました。
メンター : 主に業務外のメンタルケアをすること。
OJT:業務進捗、状況を確認し、新卒の業務における成長をメインミッションとすること。

共通して意識したこと

■心理的安全性をつくること
1on1で話す際は、5割くらい雑談する勢い。そもそも大前提として、1on1は上司が部下からヒアリングするために設けている時間だと思っています。(もちろん別の意図もあると思いますが)
そのため、新卒や後輩が抱えている悩みを打ち解けてもらえる関係になるために、心理的安全性をつくるためにはじめは雑談を多めにしました。別にプライベートなことを話すわけではなく、自分が新卒だったときはなど例をだしたり、他の同期のことをきいたり質問形式にして、相手が話しやすくなるようにすることを意識しました。

■ヒアリングするときの質問の仕方
ただ質問するわけではなく、「答えやすい質問」にすることも意識しました。
悪い例:
最近どうですか?
→「どう」だけだと、答える側もなにをどうすればいいのか戸惑ってしまう。
仕事についてなのか、人間関係についてなのか、プライベートのことなのか。

良い例:
最近はどんな案件をやっていますか?
OJTの先輩とどんなふうに仕事進めていますか?
仕事以外で同期や家族、友達とお話する時間ありますか?

のように、具体的にすることによって答えやすい質問を事前に準備しました。

■その場で100%解決しようとしないこと
進捗確認や新卒が困っていることに対して、可能な限り応えたいと思いつつも、時間が必要だったり自分で解決が難しいことは持ち帰って上長に相談をしたり、持ち帰って宿題にしました。
また、調査方法がわからない場合等は、画面を共有しながら一緒に調査をして課題解決することもありました。
100%答えられるかどうかよりも、話を聞く前よりも進捗、進展がある状態を目指しました。

■自分(先輩社員)に聞いてみたいことがないか聞く
「新卒から先輩社員に話かける」ことに苦手意識を持っている人も少なくないので、こちらから質問がないかと問いかけるようにしました。
業務に直接関係することだけでなく、フラットに質問したいことがないか例を出してヒアリングをしました。
・残業どれくらいしてきましたか
・休みは取りやすかったですか
・部署異動ってできるものですか
など

やってみての感想

自分が新卒だったころを思い出しながら、ヒアリングをするようにしたため、自分と似たようなタイプの方にはメンタルケアはうまくできたと思います。
ただ、もちろん一人ひとりにあうようにコミュニケーションを取るのは難しいと感じました。
OJT業務では、私の個人的目標として「自分から仕事を探せる状態になってほしい」と思い、技術的なことだけでなく、仕事をする上でこうしたほうが良いということも伝えるようにしたおかげで、現在は仕事を自ら取りに行く後輩の姿をみて、嬉しくなりました。

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