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Qiita×Findy記事投稿キャンペーン 「自分のエンジニアとしてのキャリアを振り返ろう!」

6年間事業会社で働いた今だから思える、あの頃の自分につたえたいこと

Last updated at Posted at 2024-03-14

はじめに

2018年4月に新卒入社してから時間があっという間に過ぎて、来月から7年目になります。
ここには、自分が6年間の中で過去の自分に伝えたいことを残したいと思います。

キャリアが真っ白で不安になっているキミへ

自分がIT業界で働こうと思ったきっかけは本当になんとなくで。
「手に職がほしいな」「オンラインゲームしていたからタイピングはそこそこできる」「今後生きていく中でPCが使えて困ることなんてないだろうな」なんて理由で情報系の道へ進んだ自分。

いざ社会人になって、自分のキャリアを改めて考えると、なんとなくでこの道を選んでしまったもんだから10年後、20年後を思い描けなくて不安だったと思う。

大丈夫。社会人になりたてだから不安なんじゃない、きっとその不安は今後もずっとそばにいる笑
今すぐに10年後のことを今決める必要はない。でも、「1年後はこんなふうになりたい」「◯◯先輩の働き方かっこいいからこの人に近づきたい」「後輩が入ってきたら頼ってもらえるようになりたい」とか少し先の未来のことはイメージしてほしい。
油断すると、なんとなく仕事をして1年無駄にしてしまったなと感じてしまうかもしれないので、小さな目標は持ち続けてほしい。6年間働いた今なら言えるけど、昔よりも10年後の自分がイメージしやすくなった気がする。(気がする)

技術者として自分の存在価値に不安を持ちはじめているキミへ

うーん、これも6年後に解決しているかと言われるとなんともいえない内容。
会社のプロジェクトとしていろいろな技術に触れられて、メンバー間で切磋琢磨しながら働けるのは理想かもしれないし、普段は運用ばかりで技術的なことが仕事であまりできないときはある。
サービスを提供しているうえで運用を蔑ろにはできない。割り切ろう。

だがしかし、君の会社は素敵なことに定期的にLT大会や勉強会が開催されていたはず。
上長から指示された仕事以外で挑戦してみると自分の知らない知識を得られることができるかもしれない。
社内がだめなら、ちょっと外に目を向けるといろんな外部のイベントもたくさんある。

基本的にコミュ障で引きこもりの自分はLT大会に出たり、外部のイベント参加はハードルがすごく高くて無理だしんどいって思うかもしれないけど、なにも行動起こせなかったなって思うほうがしんどいです。

だいたいのことはなんとかなるけど、なんとかするのは自分しかいない。
どうしても行動を起こせないなら、同期を誘ってみるといいかもしれない。
ひとりじゃないだけで、一歩が出しやすくなるはず。
同期に恵まれたことに感謝を忘れずに。

あとは、技術=エンジニアとしての価値だと勘違いしていたと思うけど、
技術以外にも大切なことはたくさんあるはず。エンジニアとしての価値を高めるために必要ものがいくつかあって、そのうちの一つが技術だとおもうから、他のことにも目を向けよう。
こうやってQiitaに技術以外のこともアウトプットしてみるとか。

新卒の自分がマネジメントをやることになって怯えているキミへ

テックリードを目指しているわけではない人は特に。
プロジェクトリーダーを任せてもらう機会がいずれくるかもしれない。
もしその機会がきたら、完璧にプロジェクトを回さないと、というマインドを一回捨てましょう。
場数を踏んで慣れていくこともたくさんある。はじめからなんでもできる人間はいない。

チームメンバーに恵まれているので、すぐに一人でなんとかしなきゃと思うのをやめて、メンバーに支えてもらうのも一つの形だと思う。

マネジメントに正解はない。
チームメンバー重視の人もいれば、プロジェクト重視の人もいれば、サービス重視の人もいる。
正解がないものの完璧を目指すのは鬱になるから。

困ったら、上長でもメンバーにでも第三者でもいいから、どうしたらいいか相談すると良いでしょう。
何かを解決するためではなく、人に話す事によってやりたいこと、やらなきゃならないことが整理できるもの。
ラバーダックはおすすめ。
もしくは見本を見つけるとマネジメントのイメージがつくかもしれない。

タスクがとっ散らかってしまうキミへ

マルチタスクが苦手というよりか、優先度、重要度、緊急度の総合点をぱぱっとつけるのが下手なキミ。
上から頼まれた仕事を淡々とこなす、受け身の姿勢がものすごく悪というわけではないけれど、自分から発信できるようになれば、自分が楽になれる道があるのかもしれない。
本当にやる必要があるのか。サービス影響がないなら期限を延ばしてもよいのではないか。
似たような案件をやっている人に自分のタスクを依頼したり、ついでに自分が巻き取れそうなことがあるなら進んで手をあげてやってみたり。視野を広げると、必然的に状況を整理する必要があるし、他の人に総合点をつけてもらうのもあり。

あとは具体的な案だと、よく聞くTODOリストを書くのはすごくいいと思う。
自分はTODOリストを作るよりもスケジュール(自分の場合はgoogleカレンダー)にこの時間をこれをやる。誰に連絡をするを予定に入れて整理するようになった。もし予定通りにいかない場合、スケジュールの中で期限が先のものや自分ひとりで完結するものを次の日のカレンダーに移動するようにしている。

見積もりは自分が思っているよりもバッファをもっても良いです。
サボっているわけではなく、任されるタスクが増えれば増えるほど、次のタスクの準備、整理をする時間が必要になってくる。
もちろん、急に問い合わせがきたり障害が起こって作業ができない可能性もある。
そのたびにすみませんってなるとメンタルにくるからその調整がとれるようになるといいね。
自分の精神衛生上バッファ作戦を取るのも一つあり。

まとめ

ものすごく自己満足のメッセージになってしまったけど、自分が変わらないと一生この不安を抱えていくんだろうなという不安を常に抱えていた気がする。ちょっとだけ自分が頑張ることで解消されるものがあったから、同じ不安を抱えている人にちょっとだけ頑張ってほしい。

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