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経営者目線を持ったエンジニアになるために

Last updated at Posted at 2022-05-10

経営会議出席ワイ 〜その1〜

経営陣「時にはリスキーな判断も必要だが」
経営陣「早期リターンを得ることも重要だ」

ワイ「早期のリターンが重要、と」
ワイ「メモメモ・・・」

その後、開発チームにて

ワイ「コラッ!」
ワイ「この関数、早期returnしてないやないか!」

後輩くん「すみません、やめ太郎先輩!」

ワイ「あれ、こっちの関数もや」
ワイ「他にも、ここも早期returnしてないやんけ!!!」
ワイ「全部書き直しや!」

後輩くん「お言葉ですが・・・」
後輩くん「納期が今日までなので、一旦このままで・・・」

ワイ「アカン!」
ワイ「早期のreturnが重要なんや!」
ワイ「ぜんぶ修正してもらうで!」
ワイ「どれだけ時間とコストが掛かっても、早期returnを徹底するんや!」

後輩くん「ハイッ!!!」

経営陣の言いたかった「リターン」

  • 「利益」のこと

早期returnについて

早期returnをすると、コードレビューの時に、

「おっ、このケースの場合は、ここで早期returnしてるから」
「以降のコードは一旦読まなくていいいな!」

という効果があり、コードがリーダブルになるため、レビューがしやすくなります。

if文のネストも減るので、可読性も上がると思います。

積極的にやって行きましょう。

経営会議出席ワイ 〜その2〜

経営陣「我が社は今後、活動のスコープグローバルに拡大していく必要がある」

ワイ「スコープをグローバルに、と」
ワイ「メモメモ・・・」

その後、開発チームにて

ワイ「コラッ!」
ワイ「関数の中で変数を定義すな!」
ワイ「スコープが狭い!」
ワイ「全部グローバル変数にするんや!」

後輩くん「え!そうなんですか・・・?」

ワイ「せや!」
ワイ「経営者目線を持ってくれんと!」

後輩くん「ハイッ!!!」

経営陣の言いたかった「スコープ」と「グローバル」

  • スコープ
    • 活動の「範囲」や「領域」のこと
  • グローバル
    • 「世界規模」という意味

グローバルスコープの変数について

グローバルスコープの変数を定義して、色んな所から書き換えたりすると、どこで何をしてるんだか訳が分からなくなります。
気をつけましょう。

経営会議出席ワイ 〜その3〜

経営陣「一人一人が会社に大きくコミットすることが大切だ」

ワイ「大きくコミット、と」
ワイ「メモメモ・・・」

その後、開発チームにて

ワイ「コラッ!」
ワイ「なんやその細かいコミットは!」
ワイ「しゃらくせぇ!」
ワイ「もっとデカいcommitしてくれや!」
ワイ「クソデカcommit上等やで!」

後輩くん「え!いいんですか・・・?」

ワイ「せや!」
ワイ「機能追加commitと一緒に」
ワイ「500ファイルのタイポ修正とかもcommitするのがオススメや!」

後輩くん「ハイッ!!!」

経営陣の言いたかった「コミット」

  • 「結果を約束する」「積極的に関わる」という意味

commitの粒度について

機能追加と一緒に500ファイルのタイポ修正がコミットされていたら、コードレビューがめっちゃ辛いです。
分けましょう。

経営会議出席ワイ 〜その4〜

経営陣「可能な限りコストを削減して行きたい」

ワイ「costを削減、と」
ワイ「メモメモ・・・」

その後、開発チームにて

ワイ「コラッ!」
ワイ「constを使って変数を定義すな!」
ワイ「const削減や!」

後輩くん「え、じゃあどうすれば・・・」

ワイ「全部varで変数定義するんや!」
ワイ「それが経営者目線のJavaScriptや!」

後輩くん「ハイッ!!!」

経営陣の言いたかった「コスト」

  • 「費用」のこと

JavaScriptの変数定義について

可能な限りconstを使いましょう。

varlet再代入ができるため、

「コードの行によって変数の中身が変わるから、レビューが辛いな・・・」

・・・となる恐れがあります。

どうしても再代入が必要な場合のみletを使いましょう。
varは使わないようにしましょう。

まとめ

エンジニアとそれ以外の職種だと、用語の意味が違ったりします。
齟齬の無いようにコミュニケーションして行きたいです。

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