経営会議出席ワイ 〜その1〜
経営陣「時にはリスキーな判断も必要だが」
経営陣「早期にリターンを得ることも重要だ」
ワイ「早期のリターンが重要、と」
ワイ「メモメモ・・・」
その後、開発チームにて
ワイ「コラッ!」
ワイ「この関数、早期return
してないやないか!」
後輩くん「すみません、やめ太郎先輩!」
ワイ「あれ、こっちの関数もや」
ワイ「他にも、ここも早期return
してないやんけ!!!」
ワイ「全部書き直しや!」
後輩くん「お言葉ですが・・・」
後輩くん「納期が今日までなので、一旦このままで・・・」
ワイ「アカン!」
ワイ「早期のreturn
が重要なんや!」
ワイ「ぜんぶ修正してもらうで!」
ワイ「どれだけ時間とコストが掛かっても、早期return
を徹底するんや!」
後輩くん「ハイッ!!!」
経営陣の言いたかった「リターン」
- 「利益」のこと
早期return
について
早期return
をすると、コードレビューの時に、
「おっ、このケースの場合は、ここで早期
return
してるから」
「以降のコードは一旦読まなくていいいな!」
という効果があり、コードがリーダブルになるため、レビューがしやすくなります。
if
文のネストも減るので、可読性も上がると思います。
積極的にやって行きましょう。
経営会議出席ワイ 〜その2〜
経営陣「我が社は今後、活動のスコープをグローバルに拡大していく必要がある」
ワイ「スコープをグローバルに、と」
ワイ「メモメモ・・・」
その後、開発チームにて
ワイ「コラッ!」
ワイ「関数の中で変数を定義すな!」
ワイ「スコープが狭い!」
ワイ「全部グローバル変数にするんや!」
後輩くん「え!そうなんですか・・・?」
ワイ「せや!」
ワイ「経営者目線を持ってくれんと!」
後輩くん「ハイッ!!!」
経営陣の言いたかった「スコープ」と「グローバル」
- スコープ
- 活動の「範囲」や「領域」のこと
- グローバル
- 「世界規模」という意味
グローバルスコープの変数について
グローバルスコープの変数を定義して、色んな所から書き換えたりすると、どこで何をしてるんだか訳が分からなくなります。
気をつけましょう。
経営会議出席ワイ 〜その3〜
経営陣「一人一人が会社に大きくコミットすることが大切だ」
ワイ「大きくコミット、と」
ワイ「メモメモ・・・」
その後、開発チームにて
ワイ「コラッ!」
ワイ「なんやその細かいコミットは!」
ワイ「しゃらくせぇ!」
ワイ「もっとデカいcommit
してくれや!」
ワイ「クソデカcommit
上等やで!」
後輩くん「え!いいんですか・・・?」
ワイ「せや!」
ワイ「機能追加
のcommit
と一緒に」
ワイ「500ファイルのタイポ修正
とかもcommit
するのがオススメや!」
後輩くん「ハイッ!!!」
経営陣の言いたかった「コミット」
- 「結果を約束する」「積極的に関わる」という意味
commit
の粒度について
機能追加
と一緒に500ファイルのタイポ修正
がコミットされていたら、コードレビューがめっちゃ辛いです。
分けましょう。
経営会議出席ワイ 〜その4〜
経営陣「可能な限りコストを削減して行きたい」
ワイ「costを削減、と」
ワイ「メモメモ・・・」
その後、開発チームにて
ワイ「コラッ!」
ワイ「const
を使って変数を定義すな!」
ワイ「const
削減や!」
後輩くん「え、じゃあどうすれば・・・」
ワイ「全部var
で変数定義するんや!」
ワイ「それが経営者目線のJavaScriptや!」
後輩くん「ハイッ!!!」
経営陣の言いたかった「コスト」
- 「費用」のこと
JavaScriptの変数定義について
可能な限りconst
を使いましょう。
var
やlet
は再代入ができるため、
「コードの行によって変数の中身が変わるから、レビューが辛いな・・・」
・・・となる恐れがあります。
どうしても再代入が必要な場合のみlet
を使いましょう。
var
は使わないようにしましょう。
まとめ
エンジニアとそれ以外の職種だと、用語の意味が違ったりします。
齟齬の無いようにコミュニケーションして行きたいです。
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