「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全を読んで個人的に大事だと思ったことを整理しました。
この書籍はIT エンジニア本大賞 2025 のビジネス書部門ベスト 10 に選出されています。
誰におすすめの書籍か
- 「うまく言葉にできない」と悩んでいる人
- 会議やプレゼンテーションで自分の考えを伝えきれないと感じている人
- 報告書やメールなど、文章作成に苦労している人
大事だと思ったこと
CHAPTER2 「具体化力」を鍛える
好きなことを具体的に語れるのは情報を豊富に持っているから
自分の趣味について饒舌になるのは情報があるからだったのか。
言語化力を伸ばすには、あらゆる分野で「なぜ」を意識して情報を収集する。
ざっくり一言 → なぜ → たとえばで具体化する
感想を具体化するフレームワークとして使いやすそう。
何も思いつかない時は思考のものさしを使う
- メリット・デメリットは
- ビフォー・アフターは
- 類似点・相違点は
- 誰におすすめか
- どうやって、どんなふうに
個人的にブレインストーミングが苦手なので、フレームワークがあると考えやすい。
AI に考えてもらう際のものさしとしても使えそう。
CHAPTER3 「伝達力」を磨く
1 つの文は 60〜70 文字で 1 つの意味だけ
一文一義とすることで、文章を構造的に捉えられるからわかりやすい。
逆に一文が長いと、脳のメモリを使うのでわかりにくいだろう。
話の流れがわかりやすい結論優先型
- 結論
- 理由
- 具体例
- まとめ
CHAPTER2 の「ざっくり一言 → なぜ → たとえば」と構造が同じ。
自分の感想を具体化する際も相手に伝える際もわかりやすい型ということか。
相手の興味を惹くために「魅力的な数字」に加工する
1g より 1000mg の方が視覚的にインパクトがある。
相手の興味を惹くために「ベネフィット」を伝える
自分に関係ないものより自分ゴトとして考えられる情報の方に興味がわく。
CHAPTER4 言語化で「自己実現」する
指示が曖昧な場合は質問して食い違いを防ぐ
曖昧な指示しかしない人がいても「この人は言語化能力が低いんだな」と考えることができれば気は楽になりそう。
まとめ
会議中などで言葉に詰まってしまうことがよくあるため、言語化能力を身につけたくてこの本を読みました。
特に「ざっくり一言 → なぜ → たとえば」はすぐに実践できるフレームワークです。
日常会話からこのフレームワークを使って言語能力を身につけていきます。