システムエンジニア 4 年目になり、これまでいくつかの資格を取得してきたで、その勉強方法を整理しました。
この記事で紹介する勉強方法は私の個人の経験に基づいた私が良いと考えるものです。1 つの例として読んでください。
対象読者
システムエンジニア 1, 2 年目くらいでこれから資格勉強をしようと思っている方。
著者について
以下の資格を取得済みです。
- IPA
- 基本情報
- 応用情報
- AWS
- SAA
- DVA
- SOA
- SAP
- Azure
- AZ-900
- AZ-104
勉強法
ここから本題です。
著者が現在資格取得に向けて勉強中のデータベーススペシャリストを具体例として、勉強法をご紹介します。
勉強の流れは以下の通りです。
- 試験概要の確認
- 合格体験談を読む
- 勉強計画を立てる
- 勉強計画の実行
それぞれ詳しく解説します。
試験概要の確認
まずは公式サイトで出題内容、出題形式(選択 or 記述)、試験日程、免除の有無などを確認します。
データベーススペシャリストの場合は、IPA の公式サイトで確認します。
IPA の高度試験では、午前 Ⅰ を免除できる場合があるので対象の人は忘れずに申し込みましょう。また、試験申し込みが 2, 3 ヶ月前に締め切られるので注意してください。
合格体験談を読む
次に Qiita などで合格体験談の記事を読み、参考になる教材や勉強計画、試験当日についての情報を収集します。
ここで注意したいのは、最近執筆された記事を読むことです。特に AWS 資格などは試験内容に変更があるため、自分が受験する試験と同じバージョンの体験談を読んでください。
データベーススペシャリストの場合は、合格体験談の記事を 3, 4 つほど読みました。
勉強計画を立てる
情報収集ができたら受験までのざっくりとした勉強計画を立てます。
10 月のデータベーススペシャリスト受験に向けた私の勉強計画は以下の通りです。
月 | 平日にやること(30 分程度) | 土日にやること(2 時間程度) |
---|---|---|
7 月 | データベーススペシャリスト対策の Udemy を受講 | データベーススペシャリスト対策の Udemy を受講 |
8 月 | 午前 Ⅱ の過去問を解く | 午後 Ⅰ の過去問を解く |
9 月 | 午前 Ⅰ と午前 Ⅱ の過去問を解く | 午後 Ⅱ の過去問を解く |
月ごとに平日と土日にやることを決めます。
ポイントは平日と土日でやることを分けることと、バッファを設けた現実的な計画を立てることです。
私は社会人 1 年目の頃、平日も 1, 2 時間程度勉強する計画を立てていましたが、日中の業務の疲れでそこまで勉強できなかったです。
なので余裕のある計画を立てて、受験日までに間に合わないと感じたら受験日を変更することを考えるべきです。
勉強計画の実行
計画を立てたらあとは実行するだけです。
ここでお伝えしたいポイントは 3 つあります。
とにかく過去問を解く
資格勉強では多くの過去問を解くことが合格への近道です。
本や Udemy でのインプットよりも、問題を解くアウトプットに時間をかけた方が効率的です。
選択式の問題では、過去問と同じ問題や似た問題が出題されやすいので効果的です。
また、試験によっては読解力を必要とする文章問題があります。この場合もとにかく過去問を解いて問題に慣れましょう。
間違えた問題は深掘り
過去問を解いて間違えた問題は解説を読んで、解けなかった理由を明らかにします。
解けなかった理由は「知識が足りなかったから」か、「問題をよく読んでいなかった」のどちらかになることが多いです。
足りなかった知識に関しては教材を読んだり調べたりして理解し、同じようなことを聞かれても答えられるようにします。
ここで大事なのは、同じ問題を解けるようにすることではなく、「同じことを聞かれている別の問題」も解けるようになるということです。
単語帳をつくるのは非効率(個人の見解です)
私は以前間違えた問題を単語帳にまとめていましたが、これは非効率でした。
単語帳自体を作ることに時間がかかるし、ただの丸暗記なので応用が効かないというデメリットがあります。
単語帳を作る時間があったら 1 問でも多くの過去問を解く方が良いです。
余談
資格勉強法の記事を読むのが好きなので、自分の勉強法も書いてみました。
ぐだぐだ書きましたがこの記事で言いたいことは「ひたすら過去問を解いて理解するまで解説を読む」です。