概要
見覚えのない Tag や Layer の利用状況をより詳しく把握できるEditor拡張を作りました。
Tag And Layer に作った覚えのない Tag や Layer が増えている経験はありませんか?
大抵、ライブラリのサンプルやチームメンバーによって追加されます。
IDE の検索機能を使えば、コード内でどのように Tag や Layer が使われているか調べられますが、Unity 上での利用状況は調べられません。
そこで、フォルダ内のプレハブ群とシーン群が持つ全てのオブジェクトから、特定のタグ・レイヤーが利用されているオブジェクトを探して列挙するEditor拡張を作りました。
具体的な利用箇所もパスで見つけやすくなっています。
もし開発初期に使用予定の無さそうな Tag や Layer を見つけたら、メンバーに確認を取って削除しましょう。不必要な Tag と Layer は自身や開発メンバーを混乱させたり、思わぬ不具合の原因になったりします。
コード
使い方
- コードをプロジェクトに追加します
- メニューバーから Tools → Utility → Open FindTagAndLayerUserEditor を選択します
- 調べたいフォルダをクリックします
- タグ名・レイヤー名を指定して Find ボタンを押します
- 少し待ちます
- コンソールに使用個数と使用しているプレハブ・シーンのパスが表示されます