はじめに
個人開発ではあまりした事がないという事も多いと思うが
今回はプログラムのテストについて調べたことをまとめていきたいと思います。
前提としてプログラムテストをする理由
プログラムテストを行うことで、プログラムが正しく機能していること、またはバグがないことを確認することができます。これによって、プログラムが期待通りに動作することを保証し、将来のトラブルを防ぐことができます。テストをするメリット
【担当者が変わった場合や新規にプロジェクトを担当する事になっても役立ちます】
プログラムを開発したチームが異動した場合や新しい開発者がプロジェクトに参加する場合に、テスト結果を参考にすることで、プログラムが正しく動作していることを確認し、メンテナンス作業をすることができます。
また、プログラムテストを通して、開発者が意図した通りに動作しているかを確認することができます。
これが確認できると、今後のトラブルを少なくしてくれるはずです。
【プログラムのパフォーマンスを測定し、改善することができる】
プログラムが大量のデータや高負荷の状態でも正しく動作し、期待通りの速度で動作するかを測定することができます。
例えば、作ったサービスがやたらとローディングが長くて使用ユーザーが早期離脱してしまうといった場合もデータベースアクセスやネットワーク通信などの、時間のかかる処理について
どの程度の時間がかかっているかを計測し、その結果を分析することで、どこが問題になっているかを特定し、それを解消することでパフォーマンスを向上させることができます。
また、パフォーマンスのテストは、様々な環境やデバイス上での動作を確認することができ、それによって、プログラムがどの程度のリソースを必要とし、どの程度のパフォーマンスが出るかを把握することができます。
なので、事前にテストを行うことで環境毎の確認も出来るわけです。
これによって、開発者は、処理を高速化するための最適なアルゴリズムの選択や、システム構成の最適化など、様々な手法を用いて、パフォーマンスを向上させることができます。
【ユーザーの期待に添うような品質のプログラムを提供することができる】
個人開発で自分が使うだけだと、あまり意識しなくてもいいかもしませんが
通常の場合、作成したプログラムは最終的にユーザーが使用することになります。
そのためにユーザーの期待に添うような品質のプログラムを提供できるように開発者が思いも
しなかったバグなどを早期発見して改善することができます。
【テストを通じて開発者のコーディングスキルを向上させることができる】
テストを書くことで、開発者は、プログラムがどのように動作するかを考える必要があります。これにより、コードの考え方を整理することができます。
テストでプログラムがどのような入力を受け取ってどのような出力を生み出すかを明確にすることができます。これにより、プログラムの内容をもう一度見直しコードの可読性を向上させることができます。
特に新規で参画したプロジェクトなどでは全体像を把握するためにもテストを作成する際にどのような入力を受け取ってどのような出力を生み出すか確認できることでソースコード内容の理解するためにも役に立つと思います。
【まとめ】
今回はテストプログラムについて調べたことをまとめましたが、個人開発ではあまりプログラムテストって取り組む事が少ないという事も多いと思います。
ですが何かしらのプロジェクトに参画するとプログラムテストを作成することがあるかと思います。
プログラムテストを行うことで、バグなどを防ぐ役割もありますが開発者側にも既存のテストでプログラムの動作確認やコーディングスキルを上げることも可能みたいですね。