LoginSignup
5
6

More than 3 years have passed since last update.

UnityでBoltを使用してWebRequestをする

Posted at

使用バージョン

  • Unity 2019.4.21f1
  • Bolt 1.4.12

本記事の目的

Boltを使ってUnityWebRequestを使って通信を実装する

はじめに

Unityの公式になった、Boltというビジュアルスクリプトプログラミングツールがあります
公式でのチュートリアル動画などありますが、個人的にWebRequestを使っての通信で詰まった部分があったので
その備忘録として記事を書きます

github

今回の通信のサンプルをGithubに公開しています
https://github.com/ttyyamada/BoltNetworkSample

セットアップ

まず、Boltのインストール時、インストール済みの場合は
Tools→Bolt→Unit Options Wizard...
のAssembly Optionsの画面から
UnityWebRequestModuleを追加します

Assembly OptionsにUnityWebRequestを追加

その次のType Optionsの画面では
- UnityWebRequest
- DownloadHandler
- UnityWebRequestAsyncOperation
の3つを追加します

Type Optionsに追加

こうする事で、BoltのNodeでUnityWebRequestを使う準備ができました

Graphの追加

ここは通常のBoltと同じ感じでGraphを追加していきます
結果としてはこんな感じになります

BoltのGraphサンプル

(これらのノードのサンプルはGithubに公開してあります)

Graphの説明

まず最初に、トリガーとなる最初の部分をGraph Inspectorから設定します
(わかりにくいですが、Window→Graph Inspectorから表示できます)

今回はUpdateをトリガーにしていますが、そこでCoroutineにチェックを入れます
Coroutineにチェック.png

こうする事でGraphのノードでCoroutineを実行することができます

通信部分のGraphの設定はこのように設定しています

通信説明.png

このサンプルではDebug.Logで通信内容を出しているだけですが、通常は通信結果をjsonUtilityなどでクラスにコンバートして表示。などできます

最後に

今回はCoroutineのInspectorでの設定、UnityWebRequestのAssembly Optionsの追加などで詰まってしまったので、
そこの備忘録として記載しました
BoltはBolt2の開発が進められていますが、互換性も維持するらしいので、今から触っておくのも良いかもしれません

5
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
6