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Slack上で承認機能を作ろう!【ワークフロー】

Last updated at Posted at 2022-04-27

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はじめに

Slackの「ワークフロー」という機能を使うと、簡易的な認証機能を作ることができます。

今回はこのワークフローを使用して、Slackで承認機能を作成する方法をお伝えしていきます!

ワークフローについてご興味のある方は、公式ドキュメントをご参照ください。

それでは、まず完成イメージです。

完成イメージ

申請者: 申請を行い、承認をもらいたい人。
課長: 申請を受けて承認を行う人。課長が承認を行うと、部長に申請が飛ぶ。
部長: 申請を受けて承認を行う人。決済権を持つ。部長が承認を行うと承認フローは終了。

このあと実際に書籍を購入する際の申請機能を作ってみます!

どういう動作になるかを先に確認したい方は、こちらをご覧ください。

今回の承認フローで実現できること、できないことをまとめると、以下のようになります。

実現できること

  • 自動で承認フローが進む仕組み(例:課長の承認 → 部長の承認)
  • オープンな承認フロー(チャンネルに投稿可能)

実現できないこと

  • 否認機能(否認するときはチャンネルに手動でメッセージを送信するなど、手間が発生)
  • 無料アカウントでのワークフロー作成

承認機能の作り方

ではここから、具体的な承認機能の作り方を記載していきます。

1. 「開始」→「ワークフロービルダー」クリック

image.png

2. 「作成」または「ワークフローを作成する」クリック

image.png

3. ワークフローにわかりやすい名前をつけ、「次へ」クリック

今回は「承認フロー」という名前にします。
image.png

4. ショートカットの「選択する」ボタンをクリック

image.png

5. チャンネルを指定し、「短い名前」を入力して「次へ」クリック

今回は「春のキャンペーン」チャンネルの「承認フロー」という名前にします。
image.png

6. 「ステップを追加」クリック

image.png

7. 「フォームを送信する」の「追加」をクリック

image.png

8. 「タイトル」「質問を追加」を入力、「質問のタイプを選択する」→「長い回答」を選択し、「保存する」をクリック

image.png

9. 「ステップを追加」クリック

image.png

10. 「メッセージを送信」の「追加」クリック

image.png

11. メッセージの送信先:課長、メッセージのテキストを入力し、ボタンメッセージは「承認」

誰が申請したかを表示するため、「■申請者」の後ろで「変数を挿入する」をクリックし「フォームを提出したメンバー」を指定します。

申請内容を表示するため、「■内容」の後ろで「変数を挿入する」をクリックし「返信元:「申請内容を入力してください」」を指定します。

image.png

これで課長に送信する「承認」ボタンを設置できます。

12. プレビューを確認し、「保存する」クリック

申請者、申請内容、「承認ボタン」を確認します。
image.png

13. メッセージの送信先:部長、メッセージのテキストを入力し、ボタンメッセージは「承認」

課長へのメッセージと同様、申請者内容を記載します。

image.png

これで部長に送信する「承認」ボタンを設置できます!

14. プレビューを確認し、「保存する」クリック

image.png

ここで部長が承認し、申請が無事承認された、と判断します。

15. メッセージの送信先:ワークフローを開始したチャンネル、メッセージのテキストを入力し「保存」ボタンクリック

承認フローが終了したので、終了したことがわかるメッセージをチャンネルに送信します。

image.png

16. 完成したワークフローを確認

ここまでで、以下のようなワークフローができました。

image.png
image.png

17. 右上の「変更内容を公開」または「公開する」ボタンクリック

※ 私は途中で「公開する」を押しているので「変更内容を公開」と表示されています。

image.png

これで、チャンネル内でワークフローを使用することができるようになります!

実際に使ってみた

それでは、完成したワークフローを実際に使ってみましょう

1. ワークフローを作成したチャンネルの「+」をクリック

ワークフローを公開したので、「+」に稲妻マークがついています。
image.png

2. 「承認フロー」クリック

image.png

3. 申請内容を入力し、「Submit」をクリック

ここでは、「(架空の)書籍を購入する申請」を行います。

image.png

4. 課長アカウントでログインし、Slackbotからのメッセージを確認

ここからは動作確認のため、アカウントを課長に切り替えます。

image.png

5. 申請内容を確認し「承認」をクリック

「承認」クリックで、課長が申請を承認したことになります。

image.png

これで課長の承認がおりました。

次は部長の承認が必要です!

6. 部長アカウントでログインし、Slackbotからのメッセージを確認

ここからは動作確認のため、アカウントを部長に切り替えます。

image.png

7. 申請内容を確認し「承認」をクリック

「承認」クリックで、部長が申請を承認したことになります。

image.png

8. 承認されました!というメッセージが表示されれば成功!

これで全ての承認フローが終了し、申請は無事承認されました!

image.png

きっと申請者は書籍:notebook_with_decorative_cover:を購入してもらえることでしょう!

めでたしめでたし:relaxed:

おわりに

今回はSlackで承認機能を作成する方法をお伝えしました。

手軽に作成できる代わりに機能は多くないので、厳密に審査が必要な案件などには使えないかもしれません。

カジュアルに承認したい場合などに使うと、とても便利だと思います!

以上、参考になれば幸いです。

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