はじめに
タイトルの通り、Python3エンジニア認定基礎試験を取得するために、教材を購入するのではなくChatGPTに講師になってもらってどこまで通用するのかという実験になります。
筆者のスペック
1. 業務ではAWS専門のインフラ領域開発チームのリーダー
2. プログラミング歴はGASで1年ほど(ほぼ忘れた)とPythonで2か月ほど(ほぼChatGPTが書いた)
3. 勉強は苦手であんまりやらない
利用する教材
Pythonチュートリアル 第3版
試験内容はすべてこのチュートリアルから出題されます。
別途本を購入されてる方が多いので、手元に紙の本が欲しい方は以下を購入されることをお勧めします。
徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集 徹底攻略シリーズ
プロンプト
#1をご覧ください。
続きで以下を入力しました。
3. An Informal Introduction to Pythonについて解説をお願いします。
https://docs.python.org/3.13/tutorial/introduction.html
出力
第三章:「3. Pythonの簡単な紹介」解説
こんにちは、皆さん!
今回は、Pythonの簡単な紹介として、Pythonの基本的な機能や構文を学びます。これを理解すれば、Pythonコードを書く際の基礎がしっかり身につきます。
公式ドキュメント: Pythonチュートリアル - Pythonの簡単な紹介
この章で学ぶこと
- Pythonで扱える基本的なデータ型
- 数学演算と文字列操作
- リストとインデックスの操作
- 基本的なPythonの構文と使い方
1. 数と演算
Pythonは簡単に計算を行うことができます。
基本的な数学演算
Pythonでの基本的な数学演算は次の通りです:
# 四則演算
print(2 + 2) # 足し算 → 4
print(50 - 5*6) # 引き算と掛け算 → 20
print((50 - 5*6) / 4) # 割り算 → 5.0
# 剰余演算
print(8 % 3) # 8を3で割った余り → 2
# 累乗
print(2 ** 3) # 2の3乗 → 8
小数の扱い
- 割り算の結果は**浮動小数点数型(float)**になります。
- 整数の計算ではそのまま**整数型(int)**として扱われます。
2. 文字列
Pythonの文字列操作は非常に柔軟で、便利です。
基本的な文字列操作
# 文字列を囲む
print('hello') # シングルクオート
print("hello") # ダブルクオート
print('don\'t') # エスケープ文字
print("doesn't") # ダブルクオートならエスケープ不要
文字列の結合と繰り返し
print("Py" + "thon") # 文字列の結合 → 'Python'
print("Python" * 3) # 文字列の繰り返し → 'PythonPythonPython'
文字列のインデックスとスライス
word = "Python"
print(word[0]) # 0番目の文字 → 'P'
print(word[-1]) # 最後の文字 → 'n'
print(word[0:2]) # スライス → 'Py'
print(word[:2]) # 最初から2番目まで → 'Py'
print(word[2:]) # 2番目から最後まで → 'thon'
注意点
- 文字列は不変: 一度作成された文字列は変更できません。
3. リスト
リストは、複数の値を格納するためのデータ型です。
リストの基本操作
# リストの作成
squares = [1, 4, 9, 16, 25]
# 要素のアクセス
print(squares[0]) # 1番目 → 1
print(squares[-1]) # 最後 → 25
# スライス
print(squares[2:4]) # 3番目から4番目まで → [9, 16]
# リストの結合
print(squares + [36, 49, 64]) # 新しいリストを生成 → [1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64]
# リストの変更
squares[2] = 10
print(squares) # 3番目の要素が変更される → [1, 4, 10, 16, 25]
リストのネスト
リストの中にリストを入れることも可能です:
nested = [squares, [100, 200, 300]]
print(nested) # ネストされたリスト
print(nested[1][2]) # 内側のリストの3番目の要素 → 300
ハンズオン: 実際に試してみよう
数値演算
- 次のコードを入力して計算してみましょう:
print((3 + 5) * 2 - 8 / 2)
文字列操作
- 次の文字列コードを実行してみましょう:
word = "Python" print(word[0:3] + word[3:])
リストの操作
- リストの要素を変更してみましょう:
my_list = [10, 20, 30, 40] my_list[2] = 35 print(my_list)
次回予告
次回は、「4. 制御フロー」に進みます。Pythonの条件分岐やループ処理について学び、さらに複雑なプログラムを書けるようになります!
質問があればいつでも聞いてくださいね!
この章での問題を出力してみる
「3. An Informal Introduction to Python」で実際に試験に出る問題を出してください
以下は「3. Pythonの簡単な紹介(An Informal Introduction to Python)」から試験に出そうな問題の例です。
試験に出そうな問題例
問題 1: 数値計算
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
print((50 - 5*6) / 4)
- 5
- 5.0
- 7.5
- エラー
問題 1:解答
2
(計算の結果は浮動小数点数型 5.0
になります)
問題 2: 文字列操作
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
print('Python' + ' ' + 'Rocks!')
'Python Rocks!'
PythonRocks!
'Python' ' Rocks!'
Python Rocks!
問題 2:解答
4
(文字列の結合では、+
を使うと空白も含めて結合されます)
問題 3: スライスの結果
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
word = "Python"
print(word[1:4])
Pyt
yth
ytho
y
問題 3:解答
2
(スライスは開始インデックス1
から終了インデックス4
の手前までを取得するため、yth
になります)
問題 4: リストの操作
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
numbers = [1, 2, 3, 4]
numbers[2] = 10
print(numbers)
[1, 2, 10, 4]
[1, 10, 3, 4]
[1, 2, 3, 10]
- エラー
問題 4:解答
1
(リストはミュータブル(変更可能)なので、numbers[2]
を変更できます)
問題 5: ネストされたリスト
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
nested = [[1, 2, 3], [4, 5, 6]]
print(nested[1][2])
4
5
6
- エラー
問題 5:解答
3
(nested[1]
は[4, 5, 6]
、その中のインデックス2
が6
です)
問題 6: 文字列の不変性
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
word = "Python"
word[0] = "J"
'Jython'
'Python'
- エラー
'J'
問題 6:解答
3
(Pythonの文字列は不変(immutable)であるため、個々の文字を直接変更することはできません)
問題 7: リストのスライス
次のPythonコードを実行した場合の結果として正しいものを選びなさい。
numbers = [10, 20, 30, 40, 50]
print(numbers[1:4])
[20, 30, 40]
[10, 20, 30, 40]
[30, 40, 50]
[20, 30]
問題 7:解答
1
(スライス[1:4]
はインデックス1
から4
の手前までの要素を取得します)
これらの問題は、Pythonの基本的なデータ型や構文、リストや文字列の操作に関する理解を問う内容です。試験では実際にコードを読んで正しい出力を選ぶ問題が出題されることが多いので、インデックスやスライス、データ型の性質を正確に覚えておきましょう!
まとめ
この章で学んだ中で唯一感覚と違ったのは、スライスで解説されている部分の開始インデックスと終了インデックスの数え方の違いです。
word = "Python"
print(word[0:3]) # 0=P ~ 3=t までになる。終了インデックスは頭文字を1として数える
## 出力
Pyt
そもそも0から数えるのが全く学習したことない方からしたら不思議な感じですが、終了インデックスになると1から数えるようになるのは、また変な感覚がして気持ち悪いです。。。(自分だけ?)
いったんは違和感も飲み込みながら、学習を進めていきます。
次の章の学習ができたらまた記事にします
追記
原文を読んでみたところ以下記載がありました。
スライスの使い方をおぼえる良い方法は、インデックスが文字と文字の あいだ (between) を指しており、最初の文字の左端が 0 になっていると考えることです。そうすると、 n 文字からなる文字列中の最後の文字の右端はインデックス n となります。
+---+---+---+---+---+---+
| P | y | t | h | o | n |
+---+---+---+---+---+---+
0 1 2 3 4 5 6
-6 -5 -4 -3 -2 -1
こっちのほうがまだしっくりくるので、この使い方を頭に入れたいと思いました。