UFTとは、MicroFocus社が提供するテスト自動化ツールです。
「Unified Functional Testing」が正式名称ですが、公式でも「UFT」と呼んでいます。
以前は「QTP」という名前で提供されていたので、「あぁ、QTPね」ってなる人もいるかと思います。
私は2017年12月からこの「UFT」を使い、GUIテスト実行の自動化に携わってきました。
最近UFTについて人に話す機会が多いので、簡単な歴史について記述したいと思います
はじめに ~ QTP(UFT)とは~
UFTについて知らない人もいるかと思うので、簡単にどのようなツールなのかを簡単に紹介します。
UFTはWebやGUI,APIアプリケーションの機能テストを自動でテストすることができる(有償)ツールです。
VBScriptでのコーディングしての自動テストコードを記述することが可能で、
プログラミングが出来ない人にもキャプチャ&リプレイ、キーワード駆動での自動テスト実装が可能となっています。
Seleniumといった無償ツールとは違い、有償ツールなのでサポートが充実している反面、
あまり情報が世の中に出回っていなく、何かトラブルが発生した時に苦労します(苦労しています...)
よりUFTについて詳しく知りたい方がいましたら、以下のリンクにアクセスしてみてください。
UFTの歴史 ~ざっくり紹介~
Mercury Interactive社が1998年開発し、Hewlett-Packard社が2007年に買収。その後2017年にMicroFocus社が部門買収をした。
日付 | 概要 | 備考 | 会社 |
---|---|---|---|
1998/05-2001/08 | Astra Quick Test V1.0をリリース | Astra Quick Test v1.0 to v5.5 | Mercury Interactive社 |
2003/09-2006/4 | QuickTest Professional(QTP)をリリース | QuickTest Professional v6.5 to v9.0をリリース | Mercury Interactive社 |
2007/02-2014/09 | HP-QuickTest Professional(QTP) | HPがMercury Interactive社を買収 | Hewlett-Packard社(HP) |
2014/10-2017/09 | 名称をUnified FuncationalTesting (UFT)に変更(ver.12~) | QTP Ver.9が最後。以降はUFTと名前を変えた | Hewlett-Packard社(HP) |
2017/09-現在 | Unified FuncationalTesting (UFT) (ver.14.5~) | MicroFocus社がHPのソフトウェア部門を買収した | MicroFocus社(MFE) |
# おわりに
ざっくりとUFTの歴史について記載しました。
と言っても年表を書き出しただけになるので、今後はUFTのテクニカルな部分について記事を投稿させていただきます。
参考サイト・ページ
Wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/Micro_Focus_Unified_Functional_Testing
QTPからUFTへ:https://docsplayer.net/56108760-Qtp%E3%81%8B%E3%82%89uft%E3%81%B8.html