4
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

MicrosoftのRPAツール「Power Automete Desktop」を触ってみた

Last updated at Posted at 2021-03-05

はじめに

米Microsoftが2021/3/2(現地時間)にRPAツール「Power Automete Desktop」の無償提供を発表しました。

これまでWindowsのRPAツールは主に下記のツールがありましたが、
UiPathは有償ツールであり、気軽に手を出すことは難しく、
SikuliXやUWSCは無償ツールですが、オープンソースソフトウェアのため、やや不安定な傾向があります。

・UiPath
・SikuliX
・UWSC

今回Microsoftが無償でRPAツールを提供したことで、更にRPAが推進されるのではないかと思います。

Power Automate Desktopのインストール

Power Automate Desktopは下記のサイトからダウンロードをすることが出来ます。
https://flow.microsoft.com/ja-jp/desktop/

なお、Power Automate Desktopを利用するにはMicrosoftアカウントが必要になります。

インストール手順

1.Power Automate Desktopのページにアクセス
2.[ 無料でダウンロードする ]をクリック
001.png

3.ダウンロードしたファイルを右クリックし「管理者で実行」を選択
002.png

4.[ パッケージをインストールする ]画面が表示されるので、[次へ]を選択
003.png

5.インストール先と必要なパッケージを選択し、利用規約にチェックを入れて[ インストール ]を選択する。
(デフォルトのままで基本OKだと思います)
004.png
6.インストールが完了したら[ Power Automate Desktopの起動 ]選択
006.png
7.サインイン画面が表示されるので、[ サインイン ]を選択
007.png
8.Microsoftのアカウント情報を入力し、[ サインイン ]を選択
008.png
9.サインインに成功すると、トップページが表示されます。
009.png

Power Automate Desktopの使い方

使い方についてはまだ模索中で、公式のチュートリアルや他の方の記事などを参照してもらえたらと思います。
ここでは、私が思う「とりあえずRPAとしてPower Automate Desktopを使ってみたい」人向けに使い方を記載しようかと思います。

※Power Automate Desktopは[ キャプチャ&リプレイ ][ 変数を用いたアクション作成 ]の2通りのレシピ作成方法があります。
ここでは簡単にRPAができる[ キャプチャ&リプレイ ]について触れていきます。

操作手順

1.Power Automate Desktopを起動し[ 新しいフロー ]を選択
009.png
2.[ フロー名 ]を入力し[ 作成 ]を選択
011.png
3.[ フロー一覧 ]画面と[ アクション ]画面が表示されます。
 RPAアクションを作成するので以降は[ アクション ]画面を使用します。
012.png
4.[ Main ]タブの上にある[ Webレコーダー ]を選択
013.png
5.テストをしたいWebブラウザを選択し、[ 次へ ]を選択(ここではFireFoxを選びます)
014.png
6.ブラウザを操作するには拡張機能が必要になるので、初回起動時には拡張機能を入れる旨のメッセージが表示されるので、指示に従って導入します。
015.png
7.[ Webレコーダー ]画面とブラウザが表示されるのを待つ
016.png
8.[ Webレコーダー ]画面の左上にある[ 記録の開始 ]を押下することで操作記録が始まります。
PAD.gif

9.記録が終了すると、操作フローが確認できます。ここで修正などができます。
10.画面上部の再生を押下することで、記録した操作の自動実行が始まります。
017.png

おわりに

Power Automate Desktopは使い方次第では、自動テストにも活用が出来るかと思います。
また、RPAをとりあえず使ってみたい方にはオススメなツールだとも思いました。

今後、このツールを使ってみて改めて記事作成が出来たらと思います。

4
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?