SwiftUIアプリにFirebaseをSwift Package Managerを使って導入する

概要

Swift Package Manager (SPM) を使って SwiftUI に Firebase を導入します。
2022年8月時点で Firebase が公式でSPMに対応しているが、CocoaPodsを使用した導入方法が広く紹介されています。
今後の作業の参考になる情報を記録しておくことが目的です。
あくまでXcode側の作業の記録であり、Firebase の設定については触れません。

環境

macOS 12.4
Xcode 13.4.1
Mac mini (2018) Intel

Swift Package Manager を使用した Firebase の導入

Xcode の File -> Add Packages... を選択し、右上の検索バーに　

https://github.com/firebase/firebase-ios-sdk.git　

を入力して検索。

firebase-ios-sdk を選択したら Dependency Rule の部分を Up to Next Major Version に変更して右下のAdd Packageをクリック。

導入するPackage を選択する画面が表示されるので必要なモジュールを選択して右下の Add Package を選択します。今回は公式のチュートリアルにもある、FirebaseAnalyticsを選択しました。

これでXcode Project にFirebaseを導入できました。

SwiftUI に Firebase を導入する

Xcode Project内の App を宣言するファイルを開きます。

App 内で FirebaseApp.configure を初期化する必要がある。そのためにinitを使って初期化する。

ExampleSwiftUIApp.swift

import SwiftUI
//Firebase を import する
import FirebaseCore

@main
struct PasswordlessSwiftUIApp: App {
    //SwiftUIでFirebaseを使えるようにするためのコード
    init() {
        FirebaseApp.configure
    }

    var body: some Scene {
        WindowGroup {
            ContentView()
        }
    }
}

これでSwiftUI で Firebase を使えるようになりました。

まとめ

SwiftUIアプリにFirebaseをSwift Package Managerを使って導入することが可能です。
クリックを数回して、コードを四行追加するだけで導入できるのですごく簡単に導入できます。

SwiftUIアプリにFirebaseを導入してみようと考えている方の参考になれば幸いです。
間違いや修正すべき点などがあれば是非お知らせください。

参考資料