Viz Artist Freeインストール
現時点(2019/03/18)でDownlodできるインストーラーバイナリは
VizArtistFreeBundle-x64-3.12.1.83617.exe
となってます。
マイナーバージョンがアップするとDownlodできるバイナリもverupするのですが、過去verをDownlodする方法が残念ながら現時点ではありません。マメにDownloadバージョンをチェックして、インストーラーを手持ちストックしておくと良いかもしれません。
Downloadしたインストラーを実行してみてください。
Vizrt Viz Graphics Hub
リアルタイムCGを描画する為の必要なデータ(シーン、フォント、オブジェクト、テクスチャ、マテリアルその他)を収容するデータベースです。
Data Directoryは任意の場所で構いません。
Vizrt Viz Artist
プログラム本体です。
これもそのままデフォルトでOKです。
【INSTALL】
してください。
Viz GH Terminal
シーンデータベースです。
Web UIでの操作になりますのでChrome推奨です。
センター3つのBOX一番上のEmergency Shutdownという項目がありますが、このボタンでデータベースのサービスON/OFFをします。基本は稼働させっぱなしで構いません。
2番目のShow Configurationではデータディレクトリを指定できます。
データベースのバックアップはEmergency Shutdownで一度データベースを止めれば、指定しているディレクトリごとごっそりコピー保管することで可能です。
Viz Artist Freeは起動時にどのデータベースにアクセスするか?をログイン画面で問合せにきますので、Viz GH Terminalのサービスを開始して指定してあげてください。聞いてこずにViz Artist Freeが起動する場合はデフォルトでオートログインの設定が入っている状態です。
注意点はPCをシャットダウンする前に事前にViz GH TerminalをOFFにしないと正常に書き込みが終了する前にPCが落ちて稀にデータが壊れる場合があります。
シャットダウンの前にViz GH TerminalのWeb UIからEmergency Shutdownでサービスを落としてください。
#Viz Artist
メインのリアルタイムCG用の制作環境です。
Downlodしてきたversionにもよりますが、起動するためのコンフィグレーションについて残念ながらメーカーのドキュメントがほとんどありません。ひとまず現行verについて起動のための設定を説明しますので、もし起動しないケースの方がいらっしゃれば以下を参考にしてみてください。
Viz Artist Freeは全ての起動環境を設定ファイルに記述しています。
場所は
C:\ProgramData\vizrt\viz3
にあり
VIZ-PCNAME-0-0.cfg
というcfgファイルを生成します。
※PCNAMEの箇所は実際にお使いのPC名が入ります。
Vizを起動するとこのファイルを自動生成(デフォルト設定)しますが、そのままでは通常ライセンスの設定になっているため起動しません。cfgファイル内の最下部あたりにSECTION LOCAL_DATAという(ワード検索すると早いです)記述セクションがありますので、その中の項目を以下に変更してみてください。
また、cfgファイルが存在する場合は起動時に読み込み各種設定をロードします。
、、この各種設定ですがViz ArtistのGUIでのconfigタブから設定可能な項目、隠し設定項目、将来組み込み予定の設定項目なども含まれておりちょっとしたコードくらいありますので、まあ中身はあまり気にしなくても問題ないです。
Legacy_Licensing = 0
License_Location = VL_L_LOCAL
License_Core = ART_ARTIST_FREE
Additional_Licenses =
もしくは
# Additional_Licenses =
※Additional_Licensesなし、という意味
どうでしょうか?
Viz Artist Free起動したでしょうか?
もちろんViz GH Terminalは起動している前提です。
#Viz Engine
いわゆる実行環境のみでの起動ショートカットです。
Artistが起動する場合はほぼ使いません。
#Viz Config
cfg設定部分をGUIで変更するためのの起動ショートカットです。
Artistから同じ操作ができるのでほぼ使いません。
以上駆け足ですが起動までの手順でした。
次は現在デフォルト設定での起動になっていますので、次回Esports向けの設定に変更します。