世界一流エンジニアの思考法(前回の続き)
第2章「アメリカで見つけたマインドセット」ー日本にいるときは気づかなかったことー
-「検討をやめて検証する」- 時間をかけずにさっさと「検証」の段階に進み、フィードバックを得るようにしよう。
⇨何を選ぶかの選択のかを比較検討に過大な時間をかけることは無駄(決して全てが無駄とは言わない)で、それよりも早く前に進むことが大切である。実務経験を積み重ねる方が圧倒的に重要である。そこには 「失敗」 がつきもので、早く失敗することはそれ自体に価値がある。
-「不確実性を受け入れよう」-
変化に柔軟に対応する必要なソフトウェア開発の分野では特に必要な習慣だ。この考えなしに新しいモダンな開発スタイルのマネジメントは不可能と言っても過言ではない。
- マネジメントは詳細までは細かく練られた計画を期待しない
- 予算と報告のプロセスは精密な結果の予測を要求しない
- 内部プロセスは計画や優先順位の変更に柔軟である
- 事前に全ての問題分析が完了せずとも新しいことに挑戦する姿勢をもつ
- システムとプロセスは柔軟で、複数の頻繁な変更を受け入れられる
- 学びに基づいて、変化を精力的に行う
気付きなど
-「検討をやめて検証する」- である「早めに検証して、早めに失敗しよう」点において、私はある程度基礎の力を持ったうえで、机の上で「検討」することより「検証」を行い、失敗しFBを得る。ここでは、何もプログラミングのスキルなしで考えず真っ直ぐ進むということではなく(逆に時間を無駄にする可能性がある)、マネジメントを行う方に向けた分野かなと思いました。