こんにちは!昔恩師に「できるエンジニアには巨漢が多いんや、Appleがそうやったように」
って言われて以来、ずっとその言葉を信じているUD(ゆーだい)です。
今回は、Railsチュートリアルでも使用されるAWS Cloud9で一度は引っかかるプレビュー時のあれこれについてメモ程度に記事にしていこうと思います。
AWS Cloud9とは
そもそもAWS Cloud9とはなんぞやという人はこの記事は読まないと思うのですが、一応説明するとAmazon Web Serviceで提供されているオンライン統合開発環境(IDE)のことです。
もっと簡単に言うと、ブラウザで動かせるエディタだと思ってください。
メリット
- オンライン環境であれば、PCスペックにほとんど依存せず開発が可能
- 共同編集機能やチャット機能がついている
- 他のAWSサービスにアクセスしやすい
デメリット
- オフライン環境では開発できない(今時オフラインで開発しないですよね...?)
- ターミナルやエディタが見ずらい
- 使用方法によっては有料になる
メリットとデメリットを見比べると、やっぱり個人で開発する範囲であれば無理に使う必要もないのかと思ってしまいますね。。。
ただ、これからAWSにデプロイしようと考えているのであれば、3番目のメリットはそれなりに大きそう?
Railsの開発環境の構築
一応こちらも、参考になる記事はありますが、簡単に手順を記載しておきます。
1. AWS Consoleにログインする
AWSのアカウントを作成し、AWS Consoleにログインしてください。
2. 環境の作成
Cloud9の管理画面から、Create enviroments
をクリックし、必要情報を入力してください。
3. Railsのインストール
以下のコマンドで、必要なバージョンを指定し、インストールを行なってください。
gem install rails -v 6.0.4
4. アプリケーションの作成
特に、railsのバージョンの変更がない場合は、上記でインストールしたバージョンに合わせてアプリケーションの作成を行なってください。
rails _6.0.4_ new test_app
5. サーバーの立ち上げ
最後に、rails serverコマンドにてサーバーの立ち上げを行なってください。
rails server
ここまでは、基本的なCloud9での開発環境の構築ですね
失敗1:直接アドレスを叩きに行くが接続できない
これは、多くの初学者が一度はハマってしまう沼ポイントですね
ターミナルで、IP指定されてるんだからローカルでサーバー立てた時と同じように
アドレスを直でブラウザに打ち込んでもうんともすんとも言いません。
解決方法:Cloud9のプレビュー機能を使う
railsでサーバーを立ち上げた後、Cloud9のメニュー欄にあるPreview
の
Preview Running Application
を押すことでPreviewウィンドウが立ち上がります。
失敗2:プレビューを開いたが、エラーメッセージが表示される
せっかくプレビューで開いたのに...ってところのなんですが
これの解決方法は至ってシンプルです。
解決方法:アクセスしたいホスト名を登録する
エラーメッセージに表示されているホスト名をconfig/enviroments/development.rb
に記述することで
アクセスができるようになります。
config.hosts << "#ご自身のホスト名を記載してください"
もしくは、すべてのアクセスを許容する場合は
config.hosts.clear
と記載してください。後者が、Railsチュートリアルで指定があった接続方法ですね。
失敗3:エラーも解消したが、接続が拒否されたと表示される
これが最後の砦ですね。全部解決したのに、なんでプレビューで上記のように表示されるのか...
プレビューの右上にあるボタンをクリックすることでブラウザにホスト名が添付されます。