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SAAの次にDVAに合格したのでどんな試験だったか振り返ってみた

Last updated at Posted at 2021-04-07

前書き

DVAに受かれたので、
ざっくり感想、概要、勉強に使ったモノをまとめてみました。

SAAの情報は多いけどそれ以外はあまりないイメージなので、
DVAって受ける意味あるの?、受けてみたいけどどう勉強しよう、
SAA受かったけど次どうしよう、などとお悩みの方のご参考になれれば幸いです。

あくまでDVAにおける個人の感想をまとめたもので、
問題内容には触れていないのでご了承ください。

※ちなみに投稿者スペック(投稿日時点)

  • SAAは取得済み
  • 2,3年程のバックエンドとフロントの開発経験があるWEB屋
  • 実務でのAWS使用経験はほぼ0

証拠
スクリーンショット 2021-04-07 8.01.55.png

DVAとは

AWS認定試験の中の
Developer Associateのこと

詳しくはこちら
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/

勉強してみた感想

ざっくり感想です。

  • AWSを使ったアプリの開発ノウハウを知れた(CI/CD構築、デプロイ手段、サーバレスAPI構築、など)
  • インフラ構成時に注意する問題や懸念点を知れた(従来だとどういう点が良くなかったのか〜のような)
  • サーバレスなアーキテクトが何なのか知れた(利点とか考慮点とか)
  • 認証や暗号化など、アプリ開発においてコーディング以外で意識するべき点への眼力がついた気がする
    • アプリケーション本体の機能以外の部分の開発ってエアプになりがちだったので

SAAと比較して

DVAってSAAを合格した後に検討する印象があるのでその視点でも書いてみました。

難易度

本試験を受けた上で、
個人的には、SAA < DVAでした。

ただ既にAWSでゴリゴリ開発している方にとっては逆に感じる気がします。

どっちを先に受ける?

個人的には断然SAAです。

SAAであれば粒度に差はあれど、主要サービスの概要を網羅できるからです。
DVAの内容と重複する知識もあるので。

ただし実務などである程度AWSサービスを知っている方はDVAからでも十分結果を出せると思います。

受けると良い人と、そうでない人

あくまで僕の所感です。

受けると良いと思う人

  • AWSをガンガン使う現場に勤めている方
  • AWSを使用したアプリ開発をしたい方、開発効率を上げたい方
  • アプリ開発における視野を広げたい方
  • SAA合格して次何か受けたい方

受けなくても良いかなと思う人

  • 既にアプリケーション周りの基本的な知識があり、かつ、AWSを使う予定がない方
    • 内容がAWSサービスに特化しているため(他のサービスへの応用が効くかと言われると微妙)
  • AWSの使用経験が乏しい、かつ、AWSの資格をまだ何も持っていない方
    • サービスの機能ではなく使い方に特化している印象なので、まずはSAAでどんな主要サービスがあるかを知ってからの方が効率良いかなと

学習に使った教材

よければご参考に。
ちなみに自分は以下以外の資料は使っていません。(細かい不明点は都度ネットサーフィン)

①[書籍]「ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト (アソシエイト試験ポケットスタディ) 」

良かった点

  • (投稿日から見て)新しめの本(=最新に近い情報、2021/03/09発売)
  • DVAに出るサービスや観点を、浅くとも網羅的に知れる
  • 筆者作の演習問題も付随されいるのでアウトプットもできる

他で補うべき点

  • 広く浅くと言った印象の本なので、よりディープな知識を他の資料で身に付ける必要はある(→スタートダッシュには向いていそう)

(DVA特化の書籍はなかったのでとてもありがたい)

②[Udemy教材]「Ultimate AWS Certified Developer Associate 2021」

良かった点

  • DVA出題範囲のサービス毎の機能、頻出ポイントがとてもわかりやすくまとめられている
  • 講義中のスライドはDL可能なため、個人のペースで見直し可能
  • ハンズオン講義もあり、それに使うサンプルコードも貰えるので、体系的な理解も深められる
  • 個人じゃまず使わないようなサービスのハンズオンもある

注意

  • 説明や資料が全て英語である
    • 英語の字幕はつけられるので何言ってんだとはならないと思いますが、多少英語に慣れていないと厳しいかも、、ただ難しい表現はなかった印象なので、高校英語レベルくらいあれば根気次第で十分活用できると思います。

他で補うべき点

  • ここにない問題が出たら運が悪かったと思いましょう、と思えるくらい網羅率は高いです。
  • ただ実際には本試験にはこちらにない知識もチラホラ出ました(体感15-25%程度)
    • けどそう言った問題への対処は当てもなくAWS公式の質問を見て暗記するか、そもそもそれなりの使用経験がないとわからないような問題なので、どこで妥協されるかに寄ると思います。

③[Udemy教材]「AWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)」

良かった点

  • 問題が多いのでアウトプットに良い

他で補うべき点

  • あくまで問題集なのでインプット教材はもちろん必要
  • 問題のレベルや精度がややずれている印象なので、必要な知識はこちら以外でも拾っていく必要がある。

ちなみに自分は6-7割程度取れる状態で本番いきました。

④BlackBeltの資料

公式の紹介資料です。
ネット調べてもよくわからなかったときに観てました。

良かった点

  • 各サービスの主要機能+サービスによってはスライドを使った講義動画がありわかりやすい

他で補うべき点

  • あくまで紹介資料であり、試験の観点に沿った説明があるわけではないので、DVA向けにということなら補足として見る形が良いと思います。

学習時間について

個人差が強い要素なのであくまで目安として。
自分は1.5ヶ月ほどです。

  • AWSの使用経験
  • アプリ自体の開発経験
  • 1日の学習時間

が大きく関わると思うので、自分で言うと、

  • ほぼ0(個人のハンズオン程度)、SAA取得済み
  • 2-3年
  • 平均2-3時間程度

の状態で、
これくらい演習解けてればいけるっしょってレベルに到達するまでの時間が上記ってイメージです。

余談

SAA受かったときの記事も書いてみてますのでよろしければ。

後書き

合格体験記って個人のポエム感強いのになんか見ちゃいますよね。

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