限界界隈でエンジニアしているYSといいます。
Qiitaの『自分のエンジニアとしてキャリアを振り返ろう!』という記事を見て刺激を受けたので投稿してみます。
https://qiita.com/official-events/72b44470c9c08f6f080b
QiitaやX(旧Twitter)界隈にはキラキラしたエンジニアさんがたくさんいますよね?
私はその対局にいる人間です。
小さいときから、とにかく面倒なことをやりたくない、嫌なことから逃げ続けた結果、本当に空っぽのキャリアしかないことに気づきました。スキルを向上させるために日頃から大事にしていることもなければ、スキルアップやキャリアアップとか、そういうのがないのです。本当に空っぽ。
そのため、以下に期待されている記事はございませんのであしからず。
育った環境
自分で言うのも何なんですが、私の育った環境はすばらしいものでした。
父は私大トップからメガバンク、母も県内トップ高校から伝統のある大学を優秀な成績で修めて卒業。両親ともに忍耐力と持続力のある人柄。
なんでこの親から私みたいなのが生まれたのだろう?と 今でも 思っています。
学生時代
とにかく面倒なことをやりたくない、嫌なことから逃げ続けていました。中学では、赤点スレスレの低空飛行。高校では1学年450人いるなか、校長直々に親を呼び出しを受けた3名に選出されるなど輝かしい名誉をもらっています。
もちろん、進学できない可能性があるという訓告ですね(笑)
さすがに見かねた親は、塾へ通学させて大学受験を画策します。でも、すばらしい講師がいても、本人のやる気がないと効果はでません。ナマケモノを鍛えてもグリズリーにはならないのです。
そんな私ですが、神様の気まぐれで、有名校に受かってしまったのです。
合格した大学は、都内でもハイカラ(死語)で有名な学校です。
みなさんも想像してください。陰キャラでモブ中のモブがそんな学校に受かったら何が起きるのでしょう?
はい、ご想像のとおりです。
就職から究極体験
実は私は就職活動をしたことがありません。大学卒業当時、氷河期の絶頂期でした。取り柄はもちろん、信念もない。日々を楽して過ごしたい。静かに暮らしたいだけなのです。
そんな私ですが、神様の気まぐれで、公務員に受かってしまったのです(2回目)
公務員と一言で言っても、さまざまです。私が働いていたのは行刑施設です。詳細は割愛しますが、当時思っていたのは 『人を◯しても衣食住は保証されるのだな』 でした。
転職と2度目の究極体験
そんな折に見つけたのが未経験者歓迎!やる気重視!人財募集!などというブラック臭しかしない求人広告です。1ヶ月の研修後に嘘デタラメの履歴書を持たされて、面接。いきなり現場へ放り込まれます。
そんな私ですが、神様の気まぐれで、プロジェクトが上手く行ってしまったのです(3回目)
さらに同業で再転職をしたところでオフショア開発に携わりました。オフショア開発でプロジェクト管理スキルを深めたのですね?と思った方、違います。オフショア先で連れて行かれた 『海外キャバクラ』 にハマったのです。さらに現地企業へ転職してしまいます。
中年が女性にハマるとろくなことにならないと聞いたことありませんか?私はまさにこれだったのです。
さらに転職から今
海外でやりたい放題やっていた頃、日本企業が国内市場に見切りをつけて海外へ目を向けていました(正確には現在進行形)
ここまでの私のキャリアを整理すると
- 開発経験あり(年数はともかく)
- 海外勤務経験あり(動機はともかく)
- 英語と中国語可(程度はともかく)
パット見、なんかすごそうですよね?
そんな私ですが、神様の気まぐれで、某大企業に受かってしまったのです(4回目)
さらにこの頃、パートナーに出会い、子どもにも恵まれました。
でもね、思うんです。
嫌なことから逃げるに逃げ続けて、最小限の工数で、最大・最速の成果を求めて場当たり、付け焼き刃でやってきた結果、私のキャリアって何?何がセールスポイントなの?何がしたいの?というスパイラルにはまっています。上司から今後のキャリアどう考えていますか?と聞かれて、沈黙しちゃいました。私はどうしたいのでしょう?
『自分のエンジニアとしてキャリアを振り返ろう!』
今はブリッジセールスエンジニアとして活動していいます。過去のキャリアは書いた通りで、それ以上のものがありません。開発経験はさておき、海外経験や外国語能力は不純な動機が出発点です。
根が陰キャラなので『ジョニー、今日はすてきだね!私も今日は最高だよ!頑張ろうぜ!』みたいなノリはしんどいです。セールスエンジニアに向いてません。でも、ベースの開発経験が少なすぎて、開発への転職は無理ゲー過ぎて、この場所以外に行き場を失っています。
どう考えても手詰まりです。本当にありがとうございました。
最後に若い方へお伝えしたいこと
私がもしも世の中の役に立てることがあるとしたら、私の過去を見ていただいた上で、プークスクスしていただいた上で、反面教師にしてもらえることくらいでしょうか。
ちなみに、30歳まで童貞であれば魔法使いになれるは都市伝説です。
みなさん、さっさと恋愛しましょう。