#はじめに
RaspberryPi2を入手したのでハードウェアの加工があまり必要なく、かつやりたいことは何かということで、無線LAN接続を試みました。Raspberrypi3を使えば良いのかもしれませんが、小さなUSBドングルで済むのとすでにRaspberrypi2を持ち合わせていたので、というのが理由です。
#環境
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ハードウェア・・・RaspberrPi2
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WLANアダプタ・・・ELECOM WDC-150SU2MWH
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Kernelのバージョン Linux raspberrypi 4.4.11+
#動作するまでにやったこと
- ソフトのアップデート
2. WLANの設定
3. WLANの設定でハマって治す
#やること詳細
##1.ソフトのアップデート
パッケージの新しいものがあるかもしれないので、アップデートしておきます。
sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
これは少し時間がかかりました。またYES/NOの確認を取ってくる場合がありますので、放置していたらそこで止まっていたりします。
##2.WLANの設定
- 無線LANモジュールが認識されているか確認する
使おうとしている無線LANモジュールはUSB接続のものです(ELECOM WDC-150SU2MWH)。これがRaspberrPiでデバイスとして認識されているか確認します。 - wpa_passphraseコマンドでパスワードを暗号化する
wpa_passphase [SSID][PASSWORD]
このコマンドを打つと結果
network={
ssid=”(SSID)”
#psk=”(PASSWORD)”
psk=xxxxxxx……………………..xxxxx
}
となります。このssidとpskをコピーして控えておきます。
次に /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf ファイルの最後に以下追加します。
network={
ssid=”(SSID)”
#psk=”(PASSWORD)”
psk=xxxxxxx……………………..xxxxx
key_mgmt=WPA-PSK
proto=RSN
pairwise=CCMP
group=CCMP
}
##3.WLANの設定でハマって治す
これで動くと思っていたら動かなくて色々試行錯誤したところ、イコールとカッコの間にスペースを入れたらダメなようです。
NG: network = { ...
OK: network={...
スペースを消したら動き出しました。
これで1日つぶれました。。。
key_mgmtは認証方式、今回はWPA2-PSK方式です。
この辺りはこちらのサイトを参考にさせていただきました。
これでifconfigで確認したところしっかりとwlan0が動いていました。
pi@raspberrypi:~ $ ifconfig
........
wlan0 Link encap:Ethernet HWaddr bc:5c:4c:2c:71:38
inet addr:192.168.11.8 Bcast:192.168.11.255 Mask:255.255.255.0
......
RX bytes:1614937 (1.5 MiB) TX bytes:237812 (232.2 KiB)
実際にwebにもつながりました。