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G検定-1.2.人工知能研究の歴史

Last updated at Posted at 2024-06-16

エニアック(ENIAC) 1946年 

世界最初のコンピューター
electronic numerical integrator and computer(ENIAC) 

ロジック・セオリスト(Logic Theorist)

1955年から1956年にかけてアレン・ニューウェル(Allen Newell)、ハーバート・サイモン(Herbert Alexander Simon)、J・C・ショーが開発したコンピュータプログラム。人間の問題解決能力を真似するよう意図的に設計された世界初のプログラムであり、「世界初の人工知能プログラム」と称された。

人工知能のブーム(主役)

第1次AIブームー推論・探索(レベル1)の時代(1950年代後半〜1960年代)

<特徴> 特定問題に対して解を提示できるようになったことがブームの要因です。
<社会背景> 東西冷戦下のアメリカでは特に英語ーロシア語の機械翻訳が注目された
<成果> トイ・プロブレム(おもちゃの問題)ー迷路や数学の定理の証明のような簡単な問題を解ける
<課題> 複雑な現実の問題は解けない

第2次AIブームー知識(レベル2)の時代(1980年代)

<技術背景> ハードウェア、ソフトウエアの発展 大量の専門知識を溜め込むことが可能になった時代
<成果> 大量の専門知識をため込んだエキスパートシステムと呼ばれる実用的なシステムがたくさん作られました。日本では政府によって第五世代コンピューターと名付けられた大型プロジェクトが推進されました。
<課題> 知識を蓄積管理することの大変

第3次AIブームー機械学習・特徴表現学習(レベル3,4)の時代(2010年~)

<社会背景> ビッグデータ
<成果> 人工知能が自ら知識を獲得する機械学習が実用された;
特徴量(変数)を人工知能が自ら習得するディープランニング(深層学習) が登場した。

この3つはお互いに重なりあっています。主役が違うだけです。
第3次ブームの主役である機械学習は、本質的な技術の提案は、第1次ブームの時にすでに起こっており、逆に、第1次ブームで主役だった推論や探索も、第2次ブームで主役だった知識表現も、今でも重要な研究として継続されています。

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