WWDC2022で発表されたSwiftUIで使えるハーフモーダルを少し調べた

まえがき

2021年のWWDCでUIKitでハーフモーダルが発表され、
SwiftUIでも欲しい、、、！

自作したり、
PartialSheet　https://github.com/AndreaMiotto/PartialSheet
を使っていたりしましたが、
公式にiOS16から出たので、どんなものか軽く調査していきます。

struct ContentView: View {
    @State var showModalSheet = false

    var body: some View {
        Button("シートを開く") {
            showModalSheet = true
        }
        .sheet(isPresented: $showModalSheet) {
            ZStack {
                Color.gray.opacity(0.3)
                Text("test")
            }
            .presentationDetents([.height(100), .fraction(1)])
        }
    }
}

.sheetの中のViewに

func presentationDetents(_ detents: Set<PresentationDetent>) -> some View

をつけるだけのようです。
引数のデテントdetentは戻り止めという意味で、留め具的な意味のようです。

static let large: PresentationDetent

高さが画面一杯のデテント。

static let medium: PresentationDetent

画面の半分の高さのシートのシステムディテントです。
カスタム デテントを作成する

static func custom<D>(D.Type) -> PresentationDetent

高さを計算したカスタム デテントを作成します

static func fraction(CGFloat) -> PresentationDetent.

指定された分数の高さを持つ、カスタム デテン です。
0.5と指定すれば、画面の半分
0.1と指定すれば、画面の1/10　表示されます

static func height(CGFloat) -> PresentationDetent.

指定された高さのカスタム デテントです。

あとがき

一回使ってみようかとおもいます、
デザイン周りの設定がないんでしょうか。
ちょっと探しましたが見つかりませんでした

PartialSheet　https://github.com/AndreaMiotto/PartialSheet
のように細かい設定ができれば良いんですが。

Reference

presentationdetents(_:)
https://developer.apple.com/documentation/swiftui/asyncimage/presentationdetents(_:)

PresentationDetent
https://developer.apple.com/documentation/swiftui/presentationdetent