東京工業大学 講義 #1 コンピュータサイエンス入門概要
はじめに
コンピュータサイエンスの自分用まとめです。
0. 講義の目標
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コンピュータって何?
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なぜ、どこでも使われているの?
を知ること。
コンピュータの活用例
- 台風の動き
- シミュレーション
- 各種分析
- 情報クラウド
- 各種制御
1. 「計算世界観」 〜計算を通して世界を見る〜
コンピュータが上記のように色々な使われ方をするようになったのは、
自然界や人間界を、コンピュータ・計算を通して観ることができてきたからである。
こうした計算を通して世の中を見ることを”計算世界観”と呼ぶことにすれば、
コンピュータサイエンスというのはこの「計算世界観をいかにうまく実現するか?」
これを追求している学問分野である。
2. コンピュータに「載せる」とは?
コンピュータサイエンスの人間は、”コンピュータに載せる”という言葉をよく使う。
この意味、コンピュータに載せるとはどういうことか?それを知ることによって、
コンピュータがどういう風に動いているか?どうしてどこでも使われているのか?がわかってくる。
これをただ知識だけではなく、実感をしながら知る。これが講義の目標である。
これを知ることは現代人にとっての常識でもある。
3. コンピュータに「載せる」とは? (続)
コンピュータに載せるとは、
やりたい仕事や表したいことを”計算”を用いて表現し、
コンピュータで処理できるようにすること
具体的には
- テーマ1. 計算とは何か?を知る
- テーマ2. コンピュータで処理するとは何か?を学ぶ
これらを講義を通して、学んでいく。
4. コンピュータサイエンスの参考書
『思考する機械コンピュータ』Daniel Hillis
『コンピュータサイエンス』渡辺治