これまでにないクリエイティブなアイディアが無いか?そんなお話が最近多いように思います。
時代はクリエイティビティを求めている、と耳にします。
どんな考え方をすると、そんな新しいものが生み出されるのでしょうか?
- デザインシンキング、システムシンキング、クエスチョンストーミング、アートシンキング
などなど、これ以外にも色々なアプローチがありそうです。
どれもカッコいい響きですし、実際使いこなせる人の生み出す世界はカッコいいです。一方で、ふと立ち止まって考えてみると、どうもそうした手法をあまり意識せずに、クリエイティブなものを生み出せる人がいることに改めて気づきました。
そんな時に、「妄想」というキーワードが出てきました。
妄想を別の言葉でいうと、正解を求めていくのではなくて、ドーンと自分で新しい世界を再構築していく、力のような気がします。色々と制度疲弊している物事を刷新する際に、そうした妄想力が必要です。時代がクリエイティビティを求めているとは、このようなことでしょうか。
一方で、妄想は危ないものとも言われます。wikipedia曰く、
- 《名・ス自》ない事に対して病的原因からいだく、誤った判断・確信
- 正しくない想念。転じて、根拠のない想像
だそうです。平たくいうと「独りよがりな迷惑な考え」みたいな感じでしょうか。
ならば、その妄想が「独りよがり」を超えた新しい世界になっていれば良さそうです。
自分と周りがワクワクする、そうした状態が発生します。
しかし、そうなると、ついつい「妄想」頑張るぞ!!!と気合いをいれた感じとなり、逆に一歩も動けなくなってしまう時もあるようです。どうも言葉や生み出すものが抽象的になったり、借りたものになってしまうのです。自分自身も気をつけないとよくなる気がします。
そんな時に、壮大な妄想もメチャクチャ大事だけれど、構えずに「ちょっとした妄想(ちょっとしたクリエイティブ)」から入っていくことって、とても大事だなと思いました。そこから、大きな妄想が育まれることもあるでしょう。
最近のお気に入りは、この自分の忙しさを五本指で表現する、TAGで生まれたslackのbot機能です。
こんなのあったらいいなと想った方がいて、作って生まれました。これでみんなの忙しさや状況が見える化されます。
そんないい妄想が生み出されやすいカルチャーってどんな感じでしょうか?
私は、その人らしさの「らしさ」がいい感じで担保される感じかなーと勝手に定義してみました。
その人にとって、自分らしい部分がちょっと(迷惑にならなければガンガンと)表出でき、ちょっとした妄想を試せることができる環境です。
そんな妄想が生まれそうな施設が、静岡に生まれました!!
キタガワビジネスサービスさんが運営される、北川さんという方の妄想から始まった、みんなの働き方のレシピを生み出す「いちぼし堂」さんです。
https://ichiboshido.com/
運営:キタガワビジネスサービス
Webサイトづくりには、TAGメンバーがメインで関わっています!!
いい感じのサイトが出来上がりました、皆さんのお陰です。
https://ichiboshido.com/
そして、私ふくめてTAGメンバーや、いろいろな人がこの「妄想」に関わっています。色んな人が働ける世界って、いいですねぇ。しかし、作ってからが本番、ここからが大事そうです。いろいろな人から寄せられた協力や応援を追い風に、この場で多様な人がそのひと「らしさ」をいい感じで表出し、いろいろな妄想が生まれて重なり「コト」になった時、ここに豊かなカルチャーが育まれてくれるように思います。
そんなよい妄想溢れるプロジェクトを一緒に作ってほしい、一緒に作りたいという方々を広くお待ちしております!
「株式会社」じゃなくていい、「組合」でもない。
私たちはチームでありたい人のための「共同体」です。
The Agile Guildの想いに共感してくれるメンバーを募集しています。
https://theagileguild.org/