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【超初心者向け】G検定試験対策方法 

Last updated at Posted at 2021-09-01

G検定試験対策

記事作成の背景

想定レベル : AIに興味はあるが、プログラムやAIの知識が全然ない人向け

記事作成者は、
学生時代に材料の勉強はしていましたが、
プログラムやAIなど勉強してこなかった人です。
2021年の3月からデータサイエンティスト(DS)になるため、
研修受講や自己学習をしています。
2021年7月17日(土)に行われた
G検定2021#2に合格したため、(おそらく滑り込みで笑)
その勉強方法について紹介します。
AIなどの初心者の方がG検定試験対策する際に
少しでもお役に立てれば幸いです。

G検定とは

一般社団法人日本ディープラーニング協会のG検定概要には
下記のように記載されています。
「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。」

・受験資格
制限なし

・実施概要
試験時間:120分
知識問題
多肢選択式・220問程度)
オンライン実施(自宅受験)

・出題範囲
シラバスより出題

・受験費用
一般:13,200円(税込)
学生:5,500円(税込)

参考URL : https://www.jdla.org/certificate/general/

合格基準は

合格基準は公式では公開されていません。
正答率 70-80%くらいが合格ラインではないかと言われています。
(実際のところは全く分かりません)

試験対策

自宅で受験しますので、
「調べて解答することができます」
なので、完璧に用語を覚えるというよりも

・用語の意味の理解

・何がどこに書いてあるか

理解していくとよいかなと思います。

超特急の試験対策

ある程度AIの知識もあって、試験まで時間がない方は
下記がおすすめです。

問題演習を行う

いろいろな方がおすすめする書籍ですが、
こちらの問題集は非常にいいです。

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 [ 明松 真司 ]

何がいいかといいますと
①分野別に問題集がある
②解説が詳しい
③模擬試験もついている
のでG検定試験対策行うには非常にいい問題集です。

特に初心者には②解説が詳しい
のは非常にうれしいところです。
その問題の解説+ほかに出てきた選択肢の説明
勉強したほうが良いポイントが
わかりやすく記載されているのでおすすめです。

勉強方法と参考書籍

記事作成者は、
いきなり問題解けないです。
模擬試験全然わかりません。
という状態から試験勉強を始めました。
なので、下記順番に行っていくのが良いかなと思います。

〇ゴールを明確にする。

どの資格試験もですが、
・モチベーションを高く保ちましょう。
・試験対策の計画をしっかり練りましょう。
1日かけてでもしっかり検討しましょう。

なぜG検定を受験するのか

具体的なイメージを持ちましょう。
思った通りに進まず、へこむこともあるかと思いますが、
受験の目的を明確にしたほうが、頑張りやすいです。

どこまでやれればゴールにするか

試験対策はどこまででもやれてしまいますので、
いつまでに、何をどこまでに行うかを明確にしていきましょう。

覚えたの基準を明確にする

記事作成者の場合は下記基準にしました。
問題や用語を見たら0.1秒(反射レベル)で解答できるようにする。
0.1秒で解答できないものは、まだ覚えていないとする
→0.1秒で出てこないものは短期記憶ですぐ忘れてしまうので、
反射レベルで解答できるように勉強するとよい
(G検定対策であれば、0.1秒でどこを検索したらよいかがわかり、
文章を読んだら、0.1秒で理解できるようにしておくとよい)

実施内容を明確にする。

漠然とやるとモチベーションが保てなかったり、
しっかり試験対策できない可能性が高いので
明確にしましょう。

インプットよりアウトプットの練習に時間をかけることを意識していくと脳科学的にもよいです。

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 [ 明松 真司 ]
の3周以上行い、正答率70%以上にする。

https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam/3
DIVE INTO EXAMのG検定模擬試験で合格できるラインにする。

スケジュールを明確にする

実施内容をどのように進めていくか
しっかり計画を立てないと間に合わなくなります。

例えば、試験まで残り8週間の場合
1week目 参考書籍を読む
2week目 問題集 1周目を行う
3week目 理解できていないところを書籍で深める、マインドマップを作成する
4week目 問題集 2周目を行う
5week目 理解できていないところを書籍で深める、マインドマップを作成する
6week目 問題集 3周目を行う
7week目 模擬試験実施、復習を行う。
8week目 過去に間違えたところの確認、マインドマップの補強を行う。

上記内容ができれば、試験対策はOKとするとしました。
ゴールが不明確なまま行うと、モチベーションの維持が大変です。

週1回は作戦会議をし調整する

計画通りにすべて行く人は大丈夫ですが、
毎回計画通りにいかない人(記事作成者ですね笑)は
少なくとも週1回は
記事作成者は、毎週土曜日には、1時間くらいかけて作戦会議をしました。

・今どこまでできているか(理解力はどうか)
・計画通りでなければ何が原因か
・今のペースで間に合うのか

間に合わないならばどのように対策するか
・勉強時間を増やすか
今までの時間では足りないのであれば、他に充てていた時間を試験対策時間にできないかを検討する
(睡眠時間を削るのは記憶力、集中力が低下するのでおすすめしません)

・他の方法を検討するか
今使っている書籍や参考書が難しいのであれば、
自分がわかりやすいと思う参考書を再度選んで実施する

などできれば毎日、できなければ毎週
作戦会議を実施してい、
勉強方法などブラッシュアップしながら
より効率よく行っていただければと思います。

〇AIについて広く浅く理解する

AIとは何か、どのような歴史であったのか
は試験でも問われますので、まずAIについて広く浅く理解しましょう。
そのためのおすすめの書籍は下記になります。

人工知能は人間を超えるか【電子書籍】[ 松尾 豊 ]

読み物としても面白い内容なので、試験対策と関係なく、
一度読まれてみてもよいかなと思います。

図書館で借りて読むのもよいですし、
少し古い本なので電子書籍ですと定価より安く購入できたりします。

〇G検定試験内容を広く浅く知る

G検定の試験出題範囲は「シラバス」を見ましょう

G検定の試験出題範囲(シラバス)2021
https://www.jdla.org/certificate/general/

ですが、
シラバスの文言だけ見ても全く分からないかと思いますので、
(用語みてほとんど意味が分かる人は試験合格できます笑)
公式テキストを一通り読んでみましょう。
練習問題は後回しで大丈夫です。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 (EXAMPRESS) [ 一般社団法人日本ディープラーニング協会 ]

〇AIの最新情報を把握する。

G検定の試験問題では最新のAIの状況を問う問題が多いです。
内容をすべて覚えなくてもよいので
最新のAIの状況や流れ、世界のAIの状況について
広く浅く理解していきましょう。
内容すべて覚えなくても大丈夫です。
試験の時に検索できればOKです。

AI白書 2020 [ 独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会 ]

〇練習問題を行う

いろいろな方がおすすめする書籍ですが、
こちらの問題集は非常にいいです。

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 [ 明松 真司 ]

何がいいかといいますと
①分野別に問題集がある
②解説が詳しい
③模擬試験もついている
のでG検定試験対策行うには非常にいい問題集です。

特に初心者には②解説が詳しい
のは非常にうれしいところです。
その問題の解説+ほかに出てきた選択肢の説明
勉強したほうが良いポイントが
わかりやすく記載されているのでおすすめです。

〇模擬試験にチャレンジする

一通り行ってみましたら、一度模擬試験にチャレンジしてみましょう。
記事作成者はDIVE INTO EXAMのG検定模擬試験を実施しました。
https://diver.diveintocode.jp/dive_into_exam/3

どこが苦手か、何を対策しないといけないかを把握しましょう。

〇マインドマップを作成する。

問題集や模擬試験で間違えたところや苦手なところについては、
自分なりにマインドマップを作成していきましょう。
時間に余裕があれば、シラバスに記載されている用語で
意味が理解できないものは、マインドマップに記載しましょう。

当日検索できるならマインドマップなんて作成しないで、
Google先生に聞けばいいのでは?
と思う方もいらっしゃるかなと思いますが、
実際試験中に検索するのは難しいです。
なので、自分で検索しやすいマインドマップを作成することを
おすすめします。

記事作成者が利用したマインドマップは下記になります。

MindNode – Mind Map & Outline 4+
マインドマップを作成、アイデアをブレインストーム
IdeasOnCanvas GmbH
https://apps.apple.com/jp/app/mindnode-mind-map-outline/id1289197285?mt=12

記事作成者は、iPadでマインドマップを作成しました。
月300円くらいでサブスクに入れます。
サブスクに加入しますと操作性が上がり、
マインドマップ作成しやすかったりしたのでおすすめです。

他にもマインドマップのアプリはたくさんありますので
気に入ったものを使ってみてはいかがでしょうか。

マインドマップ作成するときは、
① 用語とその意味を記載し、用語の意味を忘れたときに思い出せるようにする。
② いつ、どこで、だれが(どの会社)、何をしたかを記載しておき、
年代別に並び替えの問題のときに便利です。

用語の理解を深めたり、マインドマップ作成のために、
下記書籍を活用しました。

スッキリわかる ディープラーニングG検定 テキスト&問題演習 [ 株式会社クロノス/著 ]

用語と意味が表になっているところがあり、
わかりやすく記載されています。
絶対合格したい&予算に余裕があるのであれば、
購入されてみてもよいかなと思います。

参考書籍は紙と電子どっちがいい?

記事作成者は

電子書籍のみ購入しました。
人工知能は人間を超えるか【電子書籍】[ 松尾 豊 ]
AI白書 2020 [ 独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会 ]

紙書籍のみ購入しました。
スッキリわかる ディープラーニングG検定 テキスト&問題演習 [ 株式会社クロノス/著 ]

紙書籍と電子書籍 両方購入しました。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第2版 (EXAMPRESS) [ 一般社団法人日本ディープラーニング協会 ]
徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 [ 明松 真司 ]

紙書籍ですと、辞書みたいに検索できます。
電子書籍ですと、文字入力して検索できます。

記事作成者は、時代に逆行して

紙書籍

のほうがよかったかなと思います。

紙書籍のほうが、調べたりしていく中で、
何がどこに記載してあるか、なんとなく場所でわかるようになります。
(〇〇の用語は序盤のほうだった気がする・・など)

電子書籍も文字入力で検索できるので、索引に記載されていなくても用語検索して、該当ページに飛ぶことができます。
しかし、用語検索した際に、その用語の説明が記載されていないところもヒットしてしまうため、
知りたい用語をすぐに見つけられないことがあります。

紙書籍、電子書籍ともにメリット、デメリットがありますので
お好みで試してみてください。

できるならばモニターは2台

G検定受験する際には、
デュアルモニター or PC2台体制がおすすめです。
問題をみる画面と検索画面を両方出せたほうが
問題解くときには結構楽です。
模擬試験の経験と自分の予算も踏まえながら、
受験環境整えていただければと思います。

最後に

調べられるし何とかなるやろ
と思うかもしれませんが、
問題数も多いので
用語などしっかり理解しないと合格は難しいかと思います。

しっかり対策をしたら、合格できる試験です。

いろいろ勉強方法や参考書籍など記載させていただきました。
他の方の意見や情報も参考にしながら、
自分なりのG検定試験対策を実行していただければと思います。

少しでも皆さんのG検定試験対策のお力になれれば幸いです。

G検定受験 頑張ってください!!

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