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Pyhon 辞書(dict)のループ処理(for)をするときのメソッド(keys(),values(),items())の使用例

Last updated at Posted at 2023-07-23

Pyhon 辞書(dict)のループ処理(for)をするときの要素関係

Pythonの辞書dictの中のシーケンス要素をfor文でループ処理をする時、key(),value(),items()を使用することで辞書に対して指定したキーや値の組み合わせで要素を取り出すことができる。

そもそもPythonでいう辞書(dict)って?

簡単に説明すると、Pythonコード内で定義できるデータの持ち方の一つです。
他にもリスト(list)、タプル(tuple)があります。

※Pythonのデータの持ち方については、他記事で記載します。^^

辞書の例
d = {'key1': 1, 'key2': 2, 'key3': 3}

  • キー:値 の書き方で値を設定すること
     今回はkey1がキー、1が値
  • {}で囲むこと
  • 辞書内に要素を複数入れたい場合は,で区切って設定すること

そのまま辞書オブジェクトをfor文で実行すると、keyが取得される

辞書作成

d = {'key1': 1, 'key2': 2, 'key3': 3}

実行コード

for k in d:
  print(k)

結果
image.png

keys(): 各要素のキーに対してforループ処理

上述のように辞書要素に対して、ループ処理(for文)でそのまま実行するとkeyが取得できるが、
視覚的にわかりやすくするためにもkey()メソッドを使用する

実行コード

for k in d.keys():
    print(k)

結果
image.png

values(): 各要素の値に対してforループ処理

要素の値valueに対してループ処理(for文)を実行するには、value()メソッドを使用する

実行コード

for v in d.values():
    print(v)

結果
image.png

items(): 各要素のキーと値に対してforループ処理

要素のキーkeyと値valueの両方の値に対してループ処理(for文)を実行するには、item()メソッドを使用する

実行コード

for k, v in d.items():
    print(k, v)

結果
image.png

辞書から抽出した値は、リスト化やタプル化が可能です。
そちらについては後日追記致します。(2023/07/23)

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