手順
1. /etc/ssh/sshd_configを開く。
viで/etc/ssh/sshd_configを開きます。
2. 接続ポート番号を変更する。
/etc/ssh/sshd_configに記述されている。
Port 22 (#でコメントアウトされている場合あり)
の部分を変更します。
例. Port 56789
※ ポート番号使用範囲
一般ポート(ウェルノウン(well known)ポート) : 0~1023
登録済みポート : 1024~49151
自由に使用できるポート : 49152~65535
3. sshを再起動して設定を反映する。
次のコマンドでsshを再起動する。
service sshd restart
4. Firewall(iptables)の設定ファイルを開く。
Firewall(iptables)で新しく設定したsshd接続ポートを接続可能にするため、
vi /etc/sysconfig/iptables (さくらVPSサーバー(CentOS6.9)の場合)
コマンドを実行し、ファイルを開きます。
5. iptablesの開放ポート番号を変更する。
/etc/sysconfig/iptablesに記述されている次の赤文字の箇所を任意(/etc/ssh/sshd_configで設定した)ポート番号に変更します。
-A INPUT -m state —state NEW -m tcp -p tcp —dport 22 -j ACCEPT
6. iptablesを再起動して設定を反映する。
次のコマンドでiptablesを再起動する。
service iptables restart
まとめ
ssh接続ポート番号はデフォルトでは22なので、/etc/ssh/sshd_configを編集して、49152~65535の範囲の数値で新しい接続ポート番号を設定する。
また、新しく設定したポート番号は、Firewallで遮断されてしまうため、iptablesの設定を変更する必要がある。