概要
クロームブック(ASUS C223NA)にWEB開発のためのVisualStudio Codeを設置できましたので、忘れないうちにその記録を残します。
※ クロームブックのモデルが異なる場合設置内容が異なることがあります。
※ 下のサイトを参考しながら作業しました。不要な設定があるかもしれません。
参考
設置順序
- Linux設置
- IME設置
- VisualStudio Code設置
Linux設置
Linux設置のためクロームブックを開発モードに変えなくてもできるようになりました。
オプション画面のLinux(ベータ版)をクリックすると設置されます。
設置完了後下のコマンドでアップデートします。(不要かもしれません。)
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
IME設置
IME fcitx及びフォントNoto Sans CJK JRを設置します。
設置途中、Y/nで入力を要求された場合、Yあるいはそのままエンターキーを入力してください。
fcitx 設置
$ sudo apt-get install fcitx
$ sudo apt-get install -y fcitx-mozc
$ sudo apt-get install fcitx-lib*
設置後im-configを実行しfcitxを選択し、OKをクリックしてください。
$ im-config
fcitx-configtoolを実行して日本語IMEを追加します。
そのまま実行する場合画面に何も表示されないためfcitx-autostartを先に実行してください。
$ fcitx-autostart
$ fcitx-configtool
+ボタンをおして、Only show current languageを解除後、mozcを検索しOkをクリックすると日本語IMEが追加されます。
(参考) IME Toggleが規定値でctrl
+spacebar
ですが、VisualStudio CodeのIntellisenseショットカットキーとかぶるためGlobal ConfigでTriggerを
Shift
+ Ctrl
+ SpaceBar
に変更しました。
フォント設置
日中韓のフォントが全部必要だったためNoto Sansを選択しました。
$ sudo apt-get install fonts-noto
VisualStudio Code設置
下のURLでクロームブックのCPUとあうものをダウンロードします。
(ASUS C223NAの場合IntelのCPUであるためcode-oss_1.32.0-1550644812_amd64.deb
をダウンロード)
https://github.com/headmelted/codebuilds/releases
ダウンロード後、ファイルエクスプローラーでダウンロードフォルダを開き、debファイルを右クリック(タッチパッド2点タッチ)し、Linux設置を選択すると設置が始まります。
終わり
これで200ドルの開発向けクロームブックの出来上がりです。(笑)
クロームブックの購入時から開発マシンで使用する計画でしたが、Linuxの知識不足と、情報不足でうまく行かなかったが、やっと設定完了できました。
低価クロームブックのため快適とは言えないけれど、簡単な開発には問題なさそうです。