Excelの保存形式に2003XMLを選ぶ。
スプレッドシートの内容をXML形式で保存できる。このxmlをテキストエディタで開けば非バイナリであることがわかる。
gitで版管理するときは、シート上の変更箇所のみが記録される。
どうも、一行だけ変更のあるファイルでも、ファイル全体が.gitフォルダ配下のどこかに記録されるような挙動にみえる。
ただし、2003XMLではグラフ・画像・カスタムビュー・グループなどの情報は保持されない。
条件付き書式は単純なものは保持される。一方で、データバーやカラーグラデーションは保持されない。
#メリットデメリット再考
xlsx形式でgitにコミットする場合。
・TortoiseGitなどではxlsx形式のファイルの差分を表示する機能があるので、このままでも差分を確認できる。
・細かい書式設定変更の差分までは確認できない。
・xlsxは圧縮されたファイルなので、2003xmlよりも小さくなりそう。コミットごとのリポジトリ増加量はxlsxの方が小さいかもしれない。
2003xml形式でgitにコミットする場合。
・細かい書式設定変更まで含めて、差分を確認できる。
・どうも、xmlの差分の行数分だけリポジトリが増加するということではない。xmlの全体量に応じてコミットごとにリポジトリが増量するように見える。
・2003xmlだとグラフや画像などをスプレッドシートに含めることができない。
他
PowerPoint XML形式も非バイナリ。こちらは図形と画像も保持できる。