今回はアマチュア無線のAPRSについて書きたいと思います。
最初にアマチュア無線とは何ぞ?というところから書きたいと思いできます。
当然、アマチュアといえども「無線従事者」という免許と
「無線局免許」の2つが必要になります。
前者は一番やさしい4級から難しい1級まであります。
最初のステップとしては、4級からでも良いと思います。
無線局免許とは、無線機やアンテナの無線設備に対する免許と考えていただければ良いかと思います。
操作する人間の免許+無線設備の免許が必要です。
なんだ面倒だなーと思われますが、携帯電話も、テレビも、wifiも
全部無線局免許があって使えている訳です。
これは、技適という言葉がありますが、制限がある中で、使えるという
事になっている訳です。アンテナも、電波発射に関する内部のプログラムも変えられない事が前提です。
ところでAPRSについてですが、アマチュア無線では1990年代前半位に
「パケット通信」が流行りまして、そこら中にBBSが出来ました。
インターネットが普及すると当然それらもしぼんでいったのですが、
インターネットとの接続が許可されて、このAPRSがアメリカの方によって作られました。
APRSは、IGATEというアマチュア無線のパケット通信で送られて来るデータをインターネットに転送する局で受信されると、APRSサーバーにデータが集約され、一般に公開されます。
このAPRSですが、自分がいる位置を送信しています。
その位置をIGATE局が受信してインターネットに送るというのが具体的な使い方です。
少しのぞいてみたいならば、
https://aprs.fi/
を見てください。どんな感じで転送されているのかわかると思います。
私はラズベリーパイ3にXastirというソフトをインストールして
使用しています。こんなレベルでも十分使えます。
今日はこんなところで
参考として、ウィキペディアのURLを示します。
各種本も出ているようですので、読んで頂ければと思います。