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【AWS】MQTTをpython で

Last updated at Posted at 2021-07-05

はじめに

AWS IoT のMQTTでpublish/subscribe ができたのでメモします。基本的に、
Python の使用時に、デバイスから AWS IoT Core に MQTT メッセージを発行する方法を教えてください。」に書かれている通りです。ここにあるpublish するプログラムを動かせました。

サーバ認証

はまったポイントは、サーバ認証のところ。MQTT broker が間違ってませんよ、と確認するところかな。何が問題だったかというと、、、

最初に、Endpoint は

$ aws iot describe-endpoint
{
    "endpointAddress": "xxxx.iot.ap-northeast-1.amazonaws.com"
}

とコマンド確認したアドレスを書いていました。が、これがアカンのであった。実は、

$ aws iot describe-endpoint --endpoint-type iot:Data-ATS
{
    "endpointAddress": "xxxx-ats.iot.ap-northeast-1.amazonaws.com"
}

と、Amazon Trust Service(ATS)の方のendpoint の方を使う必要があった。

より正確には、エンドポイントによって使われる証明書の型が違った。おじさんが使っていたAmazonRootCA1.pem はATSのnepoind の方で使うものであった。そしてこちらが奨励されるものである。「セキュリティ/認証/サーバタイプ」に公式の説明があります。

なお、こちらに awsiot を使わず、paho で接続している方がコードを公開されていた。
https://qiita.com/optimisuke/items/6f247bdb851ffee60b83

    client = mqtt.Client(client_id= "python",protocol=mqtt.MQTTv311)
    ### パスワード認証を使用する時に使用する
    #client.username_pw_set(username, password=password)
    ### SSL
    client.tls_set(cacert,
        certfile = clientCert,
        keyfile = clientKey,
        tls_version = ssl.PROTOCOL_TLSv1_2)
    client.tls_insecure_set(True)

とすればよいらしい。メモ。

動作確認内容

コンソールでtopicを用意

AWT IoTの「管理」の「モノ」から作成できます。Thingsはモノですね。

image.png

最後に、必要なファイルを全てダウンロードさせるように促されるので、それに従います。

証明書を指定してサーバを実行

このサイトにあるコードを、必要な設定を書き換えて動かしました。

先にダウンロードした証明書、endpoint、topic name を指定します。certificate.pem.crtは「デバイス証明書」のファイルです。KEYはプライベートkey、ROOT証明書は、AmazonRootCA1.pem です。

ENDPOINT = "xxxx-ats.iot.ap-northeast-1.amazonaws.com"
CLIENT_ID = "testTkdDevice"
PATH_TO_CERT = "certificates/certificate.pem.crt"
PATH_TO_KEY = "certificates/private.pem.key"
PATH_TO_ROOT = "certificates/root.pem"
MESSAGE = "Hello World"
TOPIC = "test-thing-01"

ファイル名は変えましたが、これで動きました。

モニタリング

一応、IoTコンソールの一番上の「モニタリング」で動いていそうなのが確認できました。

image.png

証明書の再発行

コンソールの左にメニューの安全性 -- 証明書 から再発行できるようです。

設計について

ここは思い付きメモ。適切でなければご指摘のほどを。

ポリシーと証明書

とりあえず、ポリシーと証明書、というくくりで考えている。
いろいろややこしいが、、、

  • 証明書の一式。これはデバイス一つに一つ与える感じ。(private key, certificate key, root証明書) からなる。
  • ポリシー。ポリシーは、topic やら client ID へのアクセス権の設定。証明書にポリシーに、既存のポリシーにアタッチする。

まとめ

とりあえずpublish できた。雑感として

  • しっかりTLSするように設計されている
  • 普通のMQTTみたい。昔のプログラムも使えるかも。

実装は awsiot なしで paho を使おうかな。ふー。
(2021/07/05)

追記

-「ポリシーと証明書」を追記。(2021/07/20)

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