LoginSignup
7
4

これからJavaSilver(Gold)を受ける不安でいっぱいな君へ

Last updated at Posted at 2023-09-23

これからJavaSilver(Gold)を受ける不安でいっぱいな君へ

この記事を読んでいる貴方はきっと黒本をやり尽くして、受かる気はするけど自信はない。不安でいっぱいな状態なんだと思います。絶対そうです。そういうことにします。

そんなあなたの不安を少しでも軽減できたらと思い書きました。

こんな人に読んでほしい

  • 黒本をやり尽くした人
  • 受かるか不安で仕方ない人
  • どこまで勉強すれば受かるか知りたい人

もくじ

  • 自己紹介
  • 勉強スタイル
  • どこまで勉強すれば受かる?
  • 受験時の心構え

自己紹介

初めまして、底辺SierのXINです。

新卒未経験で業界に入り、業務では主にJavaを扱っています。

Javaは4月ごろから触れ始め、2023年6月12日にJavaSilver、2023年9月16日にJavaGoldを受験しました。(SE11)

勉強期間はSIlverが1ヶ月半、Goldが2ヶ月ちょっとです。(※黒本を読んでた期間)

テスト結果は両方一発合格、正答率はSilverが81%、Goldが91%で他の方の受験記と比べても比較的高い方だと自負してます。

勉強スタイル

そんな私の勉強方法はというと、隙間時間にだらだら黒本読みながら、読んで分かんないところはコード書いたり、メモにまとめて整理したりしてました。

Silverに至っては本読んでただけですw

ToDoリストとか作って遊んでたりはしましたがw

GoldなんてDBとモジュールは捨ててました(分わかんないし絶対役に立たないもん。。。)

我ながら雑な勉強法だと思います。それでも受かるのでまずは安心してください。

どこまで勉強すれば受かる?

結論として巻末にある総仕上げ問題をやり込めば受かります。というのもかなりの割合で総仕上げ問題に酷似した問題が出る為です。ほぼ同じやつもあります。

合格できる水準としてこの総仕上げ問題、正答率が90%以上で全ての選択肢について、正誤の理由が的確に説明できる状態だと思います。

私がGold受験の際は最後に解いた時の正答率が99%でした。

このラインまで到達している場合、これ以上何を勉強すれば良いか分からないでしょう。悶々とした日々が続いてると思われます。

受験しても問題なく受かると思いますので、さっさと受かりましょう。

それでも不安な人は(Silver受験者向け)

正直Silverは黒本だけで余裕で受かります。

黒本をやり尽くした人は公式が出してるサンプル問題集をやってみると良いと思います。内容はSE8のものですが、黒本よりも実践的な問題なので腕試しにおすすめです。

Sample_1Z0_808_JavaSE8Silver

あとはSilverは基礎的な内容が主なので、学んだことを活かして何にか動くものを作ってみることで、基礎がより定着し合格に近づくと思います。

大事なのは基本的なクラスの宣言やインスタンス化のやり方、継承やオーバーライドといった少し応用的なトピックの使い方をイメージできてるかどうかです。

この部分は座学では理解しづらい部分なので、電卓だったり、Todoリストといった簡単なアプリケーションを作ってみてイメージを掴むと良いと思います。

それでも不安な人は(Gold受験者向け)

Goldに関してはAPIをひたすら見てコードを書いて覚えましょう。黒本だけだとちょっと不安が残る感じがしました。

実際に受験してみてこれは絶対外せないなと感じたAPIは以下の通りです。

  • Stream
  • IntStream(これ覚えれば他のプリミティブ型ストリームもほぼ一緒です)
  • Collectors
  • java.util.functionパッケージの全て

上記はマジで外せないです。出題の7〜8割を占めます。これ完璧にしとくだけで受かると思います。最低でも引数と戻り値は覚えましょう。使い方まで理解できると最高です。

私は上記の内Collectors以外はほぼ全てのメソッドの使い方まで理解してました。

Collectorsはめんどくさかったので、「groupingBy」、「partitisionBy」等のリダクション系は全て使い方を覚え、それ以外は雰囲気でやってました。受験では数は多くないものの、難解なリダクション操作が絶対に出ます。覚えましょう。

APIもほぼ完璧だけど不安な場合は(Gold受験者向け)

多分大丈夫だよもう。早く受けなよ。。。と言いたいところですがw

そんなあなたにお勧めの教材はSE8の黒本です。私も8と11の黒本二刀流で勉強しましたが、8は意外と勉強になります。なくても受かると思いますが、不安な方は買ってみてください。

バージョンが違うので8の記法が11でも正しいのか一部検証する必要がありますが、ほぼ同じです。

8は11と違って出題項目が違うんですが、同じとこだけやれば良いです。

  • コレクションとジェネリクス
  • Stream API
  • ラムダ式と関数型インターフェース
  • 例外とアサーション
  • JavaIO
  • JDBC
  • ローカライズ

ですかね。この中でもStreamAPIとラムダ式と関数型インターフェースは結構勉強になりました。8の黒本は巻末の総仕上げ問題が2回分あるのが嬉しいです。8の巻末問題から酷似した問題が1〜2問出てた気がします。

他には、公式が出してるサンプル問題集で腕試ししてみると良いと思います。内容はSE8ですが黒本より難しい問題が出ます。

1Z0-809 サンプル問題

ここまでやってて全体を通してほとんど理解できてる人は余裕で合格射程圏内なのでとっとと受験しちゃった方が良いと思います。

受験に際して

受験の際に意識したほうがいいことをSilver、Gold共通で書きます。

前日はいっぱい寝る

はい、脳のパフォーマンスを最大にしましょう。いっぱい寝ましょう。

身分証明書を忘れない

本人確認書類が2点必要です。受けれないとか最悪ですよ。絶対に忘れないでください。

消去法で考える

これすごい大事です。正しい解を探そうとしがちですが、正しい解が分からない時は消去法で考えてみると意外となんとかなります。

簡単な問題でもまず最初に選択肢を見て絶対にあり得ない選択肢を除外しましょう。時間の節約になります。

どれが正しいか不確定な場合は逆に絶対にあり得ない答えを探してみてください。

例えばインターフェースでの正しいメソッド宣言について問われてるとします。

  1. private String hello(String str){};
  2. public String hello(){};
  3. static String hello();

Silverを勉強している人は分からないかもしれませんが、消去法で考えるとSilverの知識内で看破できます。

【解説】

まず、1番目ですがSilverでは見かけない記法なので一旦スルーします。

2番目の宣言方法はインターフェースに実装を書いているため誤りですね。

3番目もSilverでは見ない記法ですが、インスタンス化とインターフェースの概念について理解していれば解けるはずです。

インターフェースは汎用的に使う機能の実装をサブクラスで行うための手段です。そのためにインターフェース内では汎用的に使う機能を抽象メソッドとして表現し、継承先のインスタンスで実装(オーバーライド)を行います。しかしstaticメソッドはオーバーライドできないため、この記法は誤りなのではないか?と気付けるはずです。

そのため消去法で1が正しい宣言方法と分かるはずです。

Goldの例はありませんが一緒です。自分の知識を信じましょう。

最初の5問は難しい

私の体験談ですが、SilverもGoldも最初の5問くらいは難しい問題が出ます。そこで焦らなくて良いです。黒本ができたのであれば以降の問題はスラスラ解けるはずです。

黒本を何周もしている人は、本番は1時間もあれば全問解き終わると思うので、最初は飛ばしても良いと思います。

最初の5問は難しい。心に留めておいてください。

まとめ

この記事では、Java Silver(Gold)を受験する際のアドバイスと勉強方法を提供しました。

  • 勉強スタイル:作者は隙間時間に黒本を読み、必要に応じてコードを書いた方法を紹介しました。雑な方法でも合格可能です。
  • Java Silver受験者向け:Silver試験は基礎的なJavaの知識で合格できます。基本的な概念やクラスの宣言、継承、オーバーライドといった主題トピックを理解しましょう。
  • Java Gold受験者向け:Gold試験ではAPIの理解が必要です。Stream API、IntStream、Collectors、java.util.functionパッケージなどの詳細な使い方を学びましょう。
  • 受験に際してのアドバイス:受験前に十分な睡眠をとり、本人確認書類を忘れずに持参し、消去法を活用して問題にアプローチしましょう。

Java Silver(Gold)試験は自信を持って臨むことが大切です。この記事が合格への一助となれば幸いです。成功を祈っています!

7
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
4