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Tips: Windowsを使いやすくするために まずすべき個人環境設定

Last updated at Posted at 2019-07-01

概要

さて、新しいPCを与えられました。あなたはまず何をしますか。

共用ユーザーではなく個人IDでログインしているPCならば、
環境設定はあなた好みにカスタマイズしてから使うべきです。

※但し、共用PCを使わざるを得ないこともありますから、
初期設定での操作に慣れる事も大切ではありますがね。

本投稿では、Windowsを使いやすくするために、
筆者がオススメする設定を紹介します。

設定項目

  • タスクバー
  • 文字入力
  • フォルダオプション
  • ユーザーフォルダ
  • クイック起動バー
  • 送るメニュー

設定方法

タスクバー

デスクトップ下側のタスクバー上で右クリックし、「タスクバーの設定」を選択します。

  • 小さいボタンを使う
  • タスクバーに入りきらない場合、タスクバーボタンを結合する

  • タスクバーの通知領域に表示するアイコンを選びます。
    ※「ネットワーク」と「スピーカー」はよく使うと思います。

文字入力

言語バーのアイコンを右クリックし、設定画面を開きます。

全般タブ > 入力設定

  • スペースの入力 … 常に半角
  • テンキーからの入力 … 常に半角

全般タブ > キー設定

キー 場面 機能
変換 入力/変換 IME-オン
無変換 入力/変換 IME-オフ
Shift+変換 入力/変換 再変換
Shift+SPACE 入力/変換 別幅空白

※押しにくい位置にある[半角/全角]キーを押さなくても、[変換]キーで確実に日本語入力、[無変換]キーで確実に英字入力になります。

全般タブ > 色設定

変更箇所 文字色 背景色
入力文字 水色
注目文節内文字 黄色
変換済み文節内文字
文節長変更中文字 選択項目の文字 選択項目

※入力中の文字が色付きで判別しやすくなります。一部のアプリケーションにおいては無効な場合があります。

変換タブ > 変換

  • 候補一覧に表示する文字種 … かな, 全角カナ, ローマ字

辞書/学習タブ > システム辞書

  • 郵便番号辞書
  • 単漢字辞書

単語の登録

文字入力の手間を減らすため、定型文を登録しましょう。
こちらの記事をご覧ください。

フォルダオプション

エクスプローラのメニューから「オプション」を選択します。

  • ステータスバーを表示
  • ドライブ文字を表示
  • 隠しファイル、隠しフォルダを表示
  • 項目の説明をポップアップで表示
  • ヒントにファイル情報を表示
  • ログオン時に前回のフォルダを表示
  • 暗号化や圧縮ファイルをカラーで表示
  • 常にメニューを表示
  • 登録されている拡張子は表示

ユーザーフォルダ

デスクトップ画面上に案件ごとのフォルダを幾つも作って作業している方も多いかもしれません。しかし、乱雑にファイルが並んでいると、探すのが大変なことは容易に想像がつくと思います。

ローカルに各種ドキュメントなどファイルを保管する際は、
一ヶ所からデフォルダ分けで分類することをオススメします。
自分なりの分類のルールを作っておき、そのルールに従って保存することを習慣化しましょう。

これには次のような利点があります。

特徴 利点
フォルダで分類 目当てのファイルを探し易い
一ヶ所に集約 バックアップし易い
ルール遵守を習慣化 何回も開くことにより身体が慣れる

筆者の分類方法の一例を示します。

フォルダ名 用途
1_doc プロジェクト内で作成するドキュメント類など編集していくもの
3_lib 製品マニュアルなど外部から取得し、これ以上変更しないもの
5_pgm インストーラの無いアプリケーションなど
6_lnk ショートカットファイル等
8_tmp DLしたファイルや解凍したファイルなどの一時保存
9_old 不要になったファイル

※フォルダ名の頭に数字を付けることで、各フォルダの表示順序を判り易くできます。

※ローカルドライブ以外では、ファイルを削除時に「ごみ箱」にキープされず、後で復元することが不可能になります。「ごみ箱」または右クリックメニューの「削除」は使用せず、oldフォルダに分類しておくことをオススメします。

クイック起動バー

英語では "Quick Lanuch" と呼ばれる、タスクバー上のアプリケーションランチャーです。
クイック起動バーにより、デスクトップ画面上で他のアプリケーションのウィンドウを開いている時でも、すぐによく使用するアプリケーション等を起動することができます。

しかし、Windows 2000やXPではデスクトップ画面に最初からありましたが、Windows Vista, 7からは廃止されています。
そのため、クイック起動バーを使用したい場合は、タスクバーに自分でツールバーを追加する必要があります。

  1. 任意のアプリケーション等のショートカットファイルを配置したフォルダを用意します。
  2. タスクバー上で右クリックします。
  3. タスクバーのメニューにて、「タスクバーを固定する」をオフにします。
  4. タスクバーのメニューから、「ツールバー」「新規ツールバー」を選択します。
  5. 手順1. のフォルダを選択します。
  6. タスクバーのメニューにて、「タイトルの表示」をオフにします。
  7. タスクバーのメニューにて、「ボタン名の表示」をオフにします。
  8. ツールバーの境界をドラッグして、タスクバー上の任意の位置に表示させます。
  9. タスクバーのメニューにて、「タスクバーを固定する」をオンにします。

送るメニュー

ファイルを右クリックすると現れる、「送る」メニュー。
「送る」メニューからテキストエディタなどアプリケーションを選択すれば、選択ファイルがそのアプリケーションで開かれますし、ドライブやフォルダを選択すれば、その場所へファイルがコピーされます。

「送る」の各項目の実体は、SendToフォルダに置かれたショートカットファイルです。自分でショートカットを配置することで、任意のアプリケーション等を登録して増やしていくことができます。
SendToフォルダの場所はデフォルトでは下記フォルダパスに割り当てられていますが、「アドレスバー」または「ファイル名を指定して実行」に shell:sendto を入力してもジャンプすることができます。

%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

※レジストリエディタからパスを変更することもできますが、想定通りにならない可能性があり、上級者以外にはオススメしません。

エクスプローラ上のファイルに対して、特定の操作を頻繁に実行したい場合は、「送る」メニューの活用がオススメです。

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