#はじめに
今回は、前回の繰り返し文と同じく開発の中で頻繁に用いられる
条件分岐についてです。
その中でも、僕が「特に使うのではないか」と思う
if
、switch ~ case
、guard
の3つについて解説して行きます!
##if ( if ~ else, if ~ else if )
書式はこんな感じ、、、
if 条件式 {
// 正の場合の処理
} else {
// 負の場合の処理
}
if
文の条件分岐式は、対象になる変数(または定数)が
設定された条件に対して正(正しい)か、負(間違っている)か
によって行う処理が変わるというもの。
実際には、
var num = 12
if num % 2 = 0 {
// 正の場合の処理
print("numは偶数")
} else {
// 負の場合の処理
print("numは偶数ではない")
}
// 表出結果
=> numは偶数
こんな感じで行う処理を分けて行きます!
またif
文では、条件を複数設定することもできます。
それを可能にするのは、if ~ else if
です。
書式はこんな感じ、、、
if 条件式1 {
// 正の場合の処理
} else if 条件式2 {
// 正の場合の処理
} else {
// 負の場合の処理
}
この様に、 else if
を使うと条件式を複数使用できます。
ちなみに、分岐の条件として「負の場合」と書いていますが、
どちらかといえば「正でない場合」と言い方が正しいかもしれません。
##switch ~ case
書式はこんな感じ、、、
switch 変数(または定数) {
case 条件1:
// 処理
case 条件2:
// 処理
・
・
・
default:
// 全ての条件に一致しなかった場合の処理
}
switch ~ case
の条件分岐式では、対象になる変数(または定数)に
case
ごとに条件を設定して行き、if
と同様に
設定された条件に対して正(正しい)か、負(間違っている)かによって
行う処理をが変わる。
switch
の文はif
文とは違い、変数(または定数)の定義が
1回でいいので、複数の条件を設定する場合に有用である。
実際の使用法は、、、
var age = 17
switch age {
case 0...6:
print("幼稚園児")
case 7...12:
print("小学生")
case 13...15:
print("中学生")
case 16...18:
print("高校生")
default:
print("社会人 or 大学生")
}
// 表出結果
=> 高校生
こんな感じになります!
##guard
guard
文は上の2つの条件分岐とは違う判定を行う条件分岐式です。
しかし、swiftで開発を行う場合はとても有用で重要です!
まず、書式はこんな感じ、、、
guard 条件式 else {
// 条件式が負の場合に処理を実行
}
書式を見ての通り、
guard
文は**「条件式が負の場合」に処理を実行します。**
ちょうど上2つとは真逆の条件分岐式になりますね。
初めて見ると「こいついるの?」と思うかもしれないが、
swiftでは割と重要なので知っておいて損はないと思います!
(個人の感想です‼︎)
ちょっと難しいですが、実際に使うと、、、
// 関数の定義
func test(_ a: Int) {
//guard文定義
guard a > 0 else{
//条件式が負の場合に処理を実行
print("数値は0未満です")
return
}
print a
}
// 関数に値を挿入
test(1)
//表出結果
=> 1
今回使った関数の定義は次回説明します!
#これまで
今回は、if
、switch ~ case
、guard
の3つの条件分岐式
についてやりました。
条件分岐式は開発に進めば頻繁に目にすることになるので、
この3つだけでも覚えておいてください‼︎