アプリを製作していくうえで感じたことはやはり設計段階でどのようなアプリを作っていくのかを具体的にイメージし、設計書・コードに落とし込んでいくことが重要であるということでした。
以前Ruby on railsをメインにアプリを作成した際には、migrationfileに必要なデータを記述し、rake db:migrateコマンドでデータベース内にカラム・レコードを作り、Schemaの履歴を確認する作業を行いました。
Ionic(Angular)の場合、データベースに直接テーブル定義をするのではなく、Modelに必要な処理を施し、それを各module単位でimportする形式をとります。
今回の場合ですと「Entry」moduleをimportし、「Entry」クラスの情報をもとに必要なクラスを定義します。そのため、データベースから来た情報に型を与え、クラス生成を行う空間としてModelはとても重要になります。
Ruby on rails の場合、MVCの三つにそれぞれ役割が分散されていましたが、Ionic(Angular)の場合ですとView・Modelの二つにその役割が凝縮されているため、静的空間であるViewを動かすために動的機能を与えるModeの設計が重要であることを今回の製作を機に理解しました。今回作成するアプリのModelは情報の型・クラス定義だけであるため、仕組みが分かればそこまで難しいものではありませんでした。
CTO曰く、Model設計の際に留意すべき点はクラス名であるとのことです。
これは、Modelで定義されたクラスを様々な空間で使うため、変更する必要が無いように普遍的かつ、独自性があるように命名することが重要であるためです。
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