スーパーグローバル変数とは

PHPのスーパーグローバル変数は、定義済み変数でプログラムコード中何処からでも使用可能な変数のことです。関数やメソッドの内部からアクセスする際にも「global $変数名」などとする必要がない。スーパーグローバル変数は9種類あります。

変数一覧

$GLOBALS (グローバル変数)
- グローバルスコープに現在定義されているすべての変数への参照
- 連想配列として使用
$_SERVER (サーバー変数)
- サーバー情報および実行時の環境情報
- 連想配列として使用
$_GET (GET変数)
- URLパラメーター、HTTP GET として送られてきた値を取得する変数
- 連想配列として使用
$_POST (POST変数)
- HTTP POST で送られてきた値を取得する変数
- 連想配列として使用
$_FILES (ファイルアップロード変数)
- HTTP POSTでアップロードされた値を取得する変数
- 連想配列として使用
$_COOKIE (クッキー変数)
- Cookie(クッキー)システムによってHTTP クッキーから渡された値の変数
  - Cookie(クッキー)とは、ウェブサーバーとウェブブラウザの間で状態を管理する機構、または機構による保存データ自体のこと
- 連想配列として使用
$_SESSION (セッション変数)
- 現在のセッションに登録されている値から渡されたデータが格納されている変数
- 連想配列として使用
$_REQUEST (リクエスト変数)
- $_GET、$_POST、$_COOKIE などの内容をまとめた変数
- 連想配列として使用
$_ENV (環境変数)
- 環境変数として現在のスクリプトに渡された変数
- 連想配列として使用

スーパーグローバル変数は全て大文字になることを覚えておきましょう。
また、関数やクラスメソッドの中の可変変数として使用することはできないことは注意しましょう。

スーパーグローバル変数は、PHPでプログラミングを行う上で必須です。種類も9つしかないためしっかり理解しましょう。

※変数一覧リンク先の設定については随時更新(2024/11/01)

著者: E.R (株式会社ウィズツーワン)