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未経験から1か月半で基本情報を取得した話

Last updated at Posted at 2023-12-19

未経験から1か月半で基本情報を取得した話

初めての投稿になりますので、温かい目で見守って頂ければいただければ幸甚に存じます。IT業界未経験ゴリゴリ文系の私が、およそ1か月半で基本情報技術者試験し合格できた勉強法・コツを教えられたら幸いです。

目次

はじめに

目的

  • 基本情報技術者試験を受ける目的

    • IT業界に転職を考えるようになり、PCスキルも資格も何もなかった私は、ITエンジニアの登竜門と言われている基本情報技術者の資格取得を目指す
    • 業界で働くうえで必要な専門知識の習得
  • Qiitaを書く目的

    • これから基本情報技術者試験を受ける方のため
    • 自身のアウトプットのため

目標

  • 2022年度上期試験合格(2020年度よりCBT方式に変更され試験期間内(4~5月)ならいつでも受験可能に)


基本情報技術者試験とは

  1. 対象者像
    ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
  2. 業務と悪割
    (1)組織及び社会の課題に対する、ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義に参加する。

    (2)システムの設計・開発、汎用製品の最適組合せによって、利用者にとって価値の高いシステムを構築する。

    (3)サービスの安定的な運用の実現に貢献する。
  3. 期待する技術水準
    ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義、設計・開発・運用に関し、担当する活動に応じて次の知識・技能が要求される。

    ①IT全般に関する基本的な事項を理解し、担当する活動に活用できる。

    ②上位者の指導の下に、IT戦略に関する予測・分析・評価に参加できる。

    ③上位者の指導の下に、システム又はサービスの提案活動に参加できる。

    ④上位者の指導の下に、システムの企画・要件定義に参加できる。

    ⑤上位者の指導の下に、情報セキュリティの確保を考慮して、システムの設計・開発・運用ができる。

    ⑥上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。

    ⑦上位者の方針を理解し、自らプログラムを作成できる。
  • 基本情報技術者試験は、国家試験である情報技術者試験の試験区分の中では、レベル2に位置付けられており、情報技術者試験の中では下から数えて2番目の難易度となっている。
  • 合格率はおよそ40%前後
  • 初学者は200時間程、すでに情報処理の知識を有している人は50時間程の勉強の必要がいるといわれている。

参考:情報処理推進機構 https://www.jitec.ipa.go.jp/

勉強方法

私は初学者であったため200時間は最低学習をしました。学習の流れとしては、
参考書読みまくる(2~3周) → 前期試験過去問を解く → 基本情報関連の動画を見る(YouTube) → 午後試験対策参考書 → 午後試験過去問解く

みたいな流れで学習していきました。
大事なのが、一通り参考書が読めたらWeb上にて無料で過去問が解ける基本情報技術者過去問道場をひたすら解きまくることです。

おすすめ教材

  • 情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者 テキスト&問題集
    → 頻出問題や用語を集中攻略することで、最小限で合格力を身に付ける。2023年4月からの新試験制度の対策ガイドや模擬試験も収録しているので、本番前に新しい試験を疑似体験できる。非常におすすめ。
  • 絵で見ておぼえる基本情報技術者
    → イラストで専門的な予備知識がなくても読み進められ、とても分かりやすい。章内容の確認として計算ドリルやまとめを各所に散りばめられており書きながら覚えていける。
  • 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】
    → テーマ別の頻出問題集で、それぞれ分かりやすく丁寧な解説がついている。サイトでも過去問は解けるが解説がないので、ある程度の流れ理解が必要のため。


  • 基本情報技術者試験ドットコム 基本情報技術者過去問道場
    (https://www.fe-siken.com/fekakomon.php)
    → 完全無料で17年分の過去問を解くことができる。試験回、分野、模擬試験形式でランダムに指定して出題することができる点もよい。午前試験はほとんど解説付きだが、午後試験はあまり解説がないためその点は注意。絶対やるべき。

  • [基本情報技術者試験YouTuber] すーさん

  • やるかやられるかチャンネル
    → 上記2名のYouTubeは過去問の解説やつまずきやすい分野を本当にわかりやすく教えてくれるのでおすすめです。

基本情報技術者試験は、2023年4月から通年試験になり大きく変更

主な変更点

  • 上期(4-5月) / 下期(10-11月)試験から通年試験に(受験日時を選ぶ方式)
  • 午前 / 午後試験から "科目A試験" / "科目B試験へ変更"
    → 科目A試験の出題範囲は従来の午前試験と変更なし
  • 午後試験の試験範囲が大きく変更。情報セキュリティから4問とアルゴリズム(疑似言語)から16問出題へ
    → 選択分野を廃止(従来は、テクノロジ系とマネジメント系とストラテジ系から選択)
    → 従来のJavaやPythonなどプログラミング言語の選択を廃止。疑似言語に統一
  • 試験時間、試験問題数を削減
  • 合格基準を従来の60点以上という絶対評価からIRT方式へ変更(項目ごとに点数を調整)
  • 再受験は受験日の30日後から再受験可能
  • 午前試験免除制度は維持
変更前 変更後
午前試験(小問) 試験時間:150分
出題数:80問
解答数:80問
科目A試験(小問) 試験時間:90分
出題数:60問
解答数:60問
午後試験(大問) 試験時間:150分
出題数:11問
解答数:5問
※選択問題あり
科目B試験(小問) 試験時間:100分
出題数:20問
解答数:20問
※選択問題なし(全問必須)

(下記IPAプレス発表より抜粋)

プレス発表 基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験を通年試験化:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

まとめ

2023年4月から試験形式が変わってしまうので、私が紹介した学習する内容と反する箇所もあるかと思いますが、新形式は以前より内容が優しくなっていると思いますので、資格取得を考えている方悩んでいる方はぜひ挑戦してください!
私は資格取得できましたが、実際業務では分からないことだらけで勉強の日々が続いています。この業界で活躍できるよう私も頑張っていきます。

最後まで読み込んでいただき、ありがとうございます。皆さんも無事に受かるようにお祈りします。


著者: E.R (株式会社ウィズツーワン)
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