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開発が捗る環境づくり

環境構築は大切である。何故か? Life is Tech!のキャンプにおいては、人前に自分のデスクトップを晒すことになるからだ。
キャンプの服装はオリジナルTシャツである。キャンプに持ち込むPCのデザインは自分のオリジナルである。そんなオリジナルの環境を実現するには、最高のデスクトップと最高の環境を作り出すことが大切なのである。「カッコイイ」「ナニコレヤバイ!」「超いいやん!」と思ってもらうとやはり嬉しい。そう思うだろう。
環境づくりは自己アピールそのもの。面倒だと思った人も、下記の手順に従ってオリジナリティの溢れる最高の環境を作ってみてほしい。

デスクトップを整える

大切。

Windows, Mac(OS X El Capitan), Ubuntuの3つが揃っている環境なので、それぞれのプラットフォームごとに解説する。

Windows

1. 壁紙とテーマを変更する

壁紙とテーマの変更により、ぼやけた全体像を作り上げる。近年流行りのマテリアルデザインも、10年前から現在に至るまで使われているAero Glass風味も、立体感溢れる抽象的なものも、テーマなんて数える程では済まないのだ。その中から自分にあった選りすぐりのテーマを決めるのが大切なのである。

私の環境はWindows 8.1である。壁紙は黒。テーマはマテリアルデザイン。本来であればテーマもマテリアルデザイン特有の紙の質感あふれるものにしたいところであるが、如何せんWindowsのアプリケーションはWindowsのテーマに合わせて作られている。敢えてテーマに極端にこだわりを見せないほうが最も合理的なのではないか。ということで、次の手順を実行した。


  1. 検索エンジンで、「Material Design Wallpaper black」などのワードで検索し、自分にあった壁紙を選ぶ。もしくはGIMPなりPhotoshopなりで作る。壁紙のサイズは自分のディスプレイの縦横比に合うサイズであり、解像度の一致もしくはそれ以上のものを選ぶこと。

  2. 壁紙を適用する。

  3. (任意)テーマを適用する。

2. ランチャーを使う

極端な話、タスクバーのピン機能やデスクトップアイコンそのものをランチャーとも呼べる。それだけで事足りない人はフリーソフトを導入することになるだろう。


オススメのフリーソフト

Rainmeter
- ランチャーの追加パックだけでなく、ウィジェットも有る。定番。

XLaunchpad
- macOSのLaunchpadクローン。デスクトップアイコン代わりに使う設定もある。

RocketDock
- macOSのDockクローン。テーマ変更に特化している。

3. 整理する

アイコンとか色々整理する。

以上。

Mac

イシキタカイタカイと呼ばれる種族が多いことでおなじみMac。手順1は共通だが、手順2から大幅に異なる。黒が好きな人はシステム環境設定から一般に入り、メニューバーとDockを暗くするのチェックを付けて、エレガントな黒を満喫するといいだろう。

手順2. Dockを有効活用する

DockはmacOSの命。NEXTSTEPの命。そんなDockがデフォルトのままでいいのか。iWorkのアイコンが散乱し、意識高いアピールをしているのにボロが出ていいのか。そこでDockを魔改造しよう。

両隅を見てほしい。左上と右上に角丸がある。では、上部のメニューバーを見てほしい。角丸なんて無い。横幅100%である。何故Dockは遠慮がちなのだろうか。

そこで、私は遠慮なくDockの幅を最大まで広げ、角丸を無くしてiOSライクに仕上げることにした。デフォルトより統一感するだろう。問題は、そういったデザインにするための標準機能が実装されていないことだ。そこで私はcDockと呼ばれるフリーソフトを推奨する。設定のDock ThemeからFullscreen - HorizontalやVerticalなどにすればいいだろう。

おしまい。Macは簡単なんだ。

Ubuntu

ようこそ変人ワールドへ。PCリサイクルのために来たのか、宗教上の理由によりここに来たのかは分からないけど。こちらも手順1は共通だが、場合によっては手順2を実行した後に1を行う方が合理的かと思われる。

手順2. (任意)デスクトップ環境ごと取り替える

Ubuntu等のLinuxディストリビューションの特権。デスクトップ環境ごと入れ替えるだけであら不思議。別のOSを導入しているような不思議な感覚に満たされる。


オススメのデスクトップ

Unity
- Unityをコースで選択した人には申し訳ない。このUnityはデスクトップ環境だ。まあ、Unity上でUnity動くからヘーキヘーキ。

Cinnamon
- これ導入するぐらいなら最初っからLinux Mint入れろやという声が誰かから聞こえてきそうだが、もちろんUbuntuにも導入できる。自由度の高さが武器であること、Windowsライクであることから、元Windowsユーザーには全力でオススメしたい。

Xfce
- macOSじゃない。macOSじゃない。大事なことなので二回言わせていただいた。こちらも自由度が武器であるが、動作が軽量であることと、GPUが貧弱でも動作することが強みである。

LXDE
- 軽量。テーマはOpenBoxに適用できるものを選択してくださいね。

KDE
- 軽いだの重たいだの言われてるけど、KDE5 Plazmaはいい(らしい)ぞ。

おしまい、Windowsの方が難しかったかな?プロプライエタリって難しかったかな?おっと、Windowsを煽っているわけではないから安心してくれ。

三種の神器

プログラミングに関係のないコースの人も、ぜひ入れてほしい三種の神器。

ブラウザ
- 調べものに必要。情報を自分で探す力もある程度は必要である。

テキストエディタ
- プログラミングだけでなく、発表の原稿やメモにも使える。優秀。

スケジュール管理ツール
- 5日や8日なんて短い。最高のものを時間内に作るためのサポートが必要だ。

おすすめのブラウザ

Mozilla Firefox
- 老舗。常用にもWebプログラミングにもデザインにも使える。

Google Chrome
- 超定番。シンプルかつ高機能。

おすすめのテキストエディタ

Atom
- 新参。拡張性とデザインの良さがウリ。自分専用のエディタが手軽に作れる。

おすすめのスケジュール管理ツール

Evolution
- メーラーだが、スケジュール管理にも使える。

自分で作る
- 最高の選択肢。

あとがき

もちろん、今回私が紹介した環境づくりの手順を全て省いて、そのままLife is Tech!のキャンプに参加することも1つの手だろう。
私はただ、オリジナリティ溢れる効率的な環境づくりを提案したまでだ。もしかしたら、何も手を加えないほうが効率的だと思う人だっているかもしれない。そこもまたオリジナリティである。
二択ではなく、限り無い選択肢の中から自分の環境づくりを行うことが、「開発が捗る環境づくり」の本質なのだ。

次回はHappa8氏の「無料ソフトでAdobeに対抗せよ!」である。Adobe製品は高価で手が出ないのはよくある話だが、無料ソフトで補える時代になったのが驚きである。次回に期待。

※追記(12/05): 繋ぎ遅れて申し訳ないです。

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