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WSL上でJupyter labの挙動がおかしかったのをなんとかした話

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#三行で
・WSL環境上でjupyter labを起動するとおかしな挙動をしたあと画面が真っ黒になる
・jupyter labの自動でブラウザを開く機能が悪さをしてた
・jupyter の設定ファイルをいじって↑を止めたら治った

#症状
##環境
windows10
Ubuntu 18.04(Windows Subsystem for Linux 2)
Anaconda 2019.10
今まではUbuntuでlabを起動してWindowsのブラウザで使っていた
##挙動
①Ubuntuに「jupyter lab」を入力する
②ブラウザ用URLが出力されるとすぐに画面が真っ黒になる
③一瞬エラー文のようなものが表示されるが文字化けしており、またすぐに真っ黒になる
④Ubuntuのタブ名が「C://~~~~~/explorer.exe」になっている
⑤内部でjupyter labは動いているけどURL見えないから使えない(とてもつらい)
という動きをしていた。

#原因
jupyter labには「jupyter lab」と入力するだけで
①ブラウザ開いて②URL入れて③開発環境を開く
までやってくれる機能がある。今までWSL環境ではこの機能が動いていなかったので上記①~③を自力でやっていた。

何故かはわからないがWSL環境上でこの機能が動くようになった結果、ブラウザという概念がなく、CUIしかないWSLが困っちゃったのが原因。

なのでこの「自動でブラウザを開く機能」を止めてしまえばちゃんと動くようになる。

#解決法
##①jupyter の設定ファイルを作る
jupyter labの設定がいじれるようになるファイルを出力する。
CUI上に以下を入力すると~/.jupyterjupyter_notebook_config.pyというファイルが出力される。


$ jupyter notebook --generate-config

##②自動起動を止める文を入力する
生成されたjupyter_notebook_config.pyを開いて、先頭の行に以下の文を入力する。


c.NotebookApp.open_browser = False

そして保存する。
##③ちゃんと起動できるか確認する
②の保存後、再度jupyter labを起動してちゃんと動くか確認する。
自分の環境下ではちゃんと動いたので良かった。

#最後に
なにかの拍子でまた同じようなことが起きるかもしれないのでメモを残して置きたかった。
原因究明のためにUbuntu再インストールとかしたのでまた環境構築するのめっっちゃ面倒

#参考にさせていただいた記事
Jupyter Lab事始め

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