1.はじめに
Boxのファイル名に対し年月日および時間を付与するレシピをWorkatoで作成してみました。
以下で紹介する内容では、Boxの指定のフォルダにファイルがアップロード後にアップロードされたファイルのファイル名に対し自動で現在の年月日および時間を付与します。
2.処理の流れ
Boxの指定のフォルダにファイルがアップロード後にアップロードされたファイルのファイル名に対し自動で現在の年月日および時間を付与します。
3.レシピ
3-1.コネクター
次のコネクターを使用してレシピを作成します。
コネクター | 用途 |
---|---|
Box | ・特定のフォルダにアップロードされたファイルを取得・ファイル名の変換 |
3-2.レシピ作成
①トリガー
Boxの特定のフォルダにファイルがアップロードされ次第、レシピを開始します。
②年月日時間を含むファイル名を作成
Phytonにてアップロードされたファイル名に年月日時間を付与したファイル名を出力します。
「Execute Python code」アクションに以下内容を設定しています。
Input fields
「Add field」ボタンを押下して、Add new field画面に以下内容を設定
・Label:FileName
・Data type:String
・Hint:なし
Output fields
「Add field」ボタンを押下して、Add new field画面に以下内容を設定
・Label:FileName
・Data type:String
・Optional:No
・Hint:なし
Code
import os
import datetime
import pytz
def main(input):
file, ext = os.path.splitext(input["FileName"])
dt_now = datetime.datetime.now(pytz.timezone('Asia/Tokyo')).strftime('_%Y%m%d_%H%M%S')
filename = file + dt_now + ext
return {"FileName" : filename}
Pythonコネクタを利用すると簡潔なコードで対応可能です。
年月日時間を付与したファイル名作成においてWorkatoのformulaでも対応可能となりますが添付のように複雑化します。Pythonコネクタを利用すればより簡潔なコードで対応可能なためPythonコネクタを用いています。
③ファイル名変更
Phytonで年月日時間を付与されたファイル名をBoxにアップロードされたファイルに付与(ファイル名変換)します。