問題点
/etc/resolv.confに書くと再起動やアップデートする際にリセットされてDNS等が勝手に切り替わってしまう
これは
resolv.conf<- NetworkManager<- netplan
とデーモンが数珠つなぎになっており、互換性のために以前のソフトウェアの設定ファイルが残っているものの最終的な設定は末端のソフトウェアで行うという形式をとっているからである
なのでnetplanをつかっていれば設定が置き換わることはなく自動的に各種ネットワーク設定ができるようになっている
(ChefやAnsible、Puppetといった自動設定ツールの一部だと考えるとよい)
設定例
静的ipアドレスを設定したいときは以下のようにする
/etc/netplan/01-netcfg.yaml
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
eno1np0:
dhcp4: false
optional: true <- wifiなどつながらない可能性のあるインターフェイスの設定
addresses: [$my-ip/25]
gateway4: $my-gateway
nameservers:
addresses: [8.8.8.8]
以下で反映
sudo netplan apply
optionalをつけなかった場合、起動時にネットワークがつながるまでまたされますので注意
おまけ
どうしてもresolv.confが使いたい際は上書きしないようにできる
第21章 /etc/resolv.conf ファイルの手動設定